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重厚なダイナミズムと渋旨なブルージー・ソウルに溢れた一撃必殺のモンク集 CD ERIC REED エリック・リード / THE ADVENTUROUS MONK [SCD 2132]

販売価格: 1,950円(税込)

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円熟味を増してきた人気の剛腕ピアニスト:エリック・リード(1970〜)の、今回は、トリオを基本にシーマス・ブレイクや女性ヴォーカルもゲストに交えつつの、得意のモンク曲集。陰影深く重厚でキレのある、岩石様の力強いハード・タッチによる、パーカッシヴ感も適宜含んだブルージー・スウィンギンな躍動的プレイが、こってりとした渋旨な映えを示し、引き締まった艶やかなトーンのテナーサックスも、イキのいいハード・ドライヴィング・ブロウで精悍に彩りを添えた、美味しさ満点、歯応え充分の敢闘内容。腰の据わった全き正攻法の明快簡潔なハード・バップ熱演、が歯切れよくも重みをもって紡がれてゆき、リードの、硬派にして中々表情豊かな、一本太い芯がビシッと通ったアドリブ技が、実に頼もしい、タフ&テイスティーな魅力を悠然と放ってゆく。鋭角で骨太なタッチの硬質さを強調しながら、変則リズミックに舞い躍るモンキッシュな半打楽器的アクション・プレイ、をキメの切り札として頻用する一方、よりハンコック・ライクなモード派タイプのダイナミズム表現や、力の抜けた軽涼流麗なマイルド・フレージング、といった転回ワザも的確にインサートして濃淡をつけ、しかも、全体を通じてソウルフルな吟醸味がしっかり保たれる、という、強堅で凛々しくも常に余裕を感じさせるその懐深げな鳴音のあり様、はさすが!絶品だ。

1. Thelonious
2. Work
3. Reflections
4. Evidence
5. 'Round Midnight
6. Nutty
7. Gallop's Gallop
8. Pannonica
9. Dear Ruby (Ruby My Dear)
10. Ba-Lues Bolivar Ba-Lues-Are

Eric Reed(p)
Ben Williams(b)
Gregory Hutchinson(ds)
Seamus Blake(ts on 1,2,7)
Charenee Wade(vo on 9)

2013年9月10日 録音

レーベル:Savant

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SAVANT

【大注目!!】エリック・リード、快心の一作!!
★最高のリズム・セクションによって、新しい命を吹き込まれるモンク楽曲,トリオ(5曲) カルテット(4曲), VOCAL曲1曲の痛快作。

★ウィントン・マルサリス・バンドから頭角を現し、CANDID 盤でのデビュー作を筆頭に、日本でも大変高い人気を誇るエリック・リードの最新作品。

★Savantで6作目、移籍第一弾の『From My Heart』もロング・セラーを記録していますが、本作の演奏は、白眉と言えましょう。

★ここの所“モンク”をテーマにした作品に取り組み続けているリード。楽曲へのアプローチも自在になっている様子。またメンツも強力。若手の登竜門とも言えるベティ・カーター・バンドを経て、ロイ・ハーグローヴ、ジョシュア・レッドマンのバンド等々、当代を代表するドラマー、グレッグ・ハッチンソンに、今やパット・メセニー・バンドのベーシストでもあるベン・ウィリアムスがガッチリとバックを固めるのですから文句ない布陣です。

★しなやかにスウィングするリズム、それでいて強靭なサウンド!アップテンポのリズムに乗って、鍵盤の上を飛びまわるようにフレーズを繰り出すオープニングから、作品のセンスの良さが充溢!モンクの名曲自体が永遠不滅のものをもっていると言えますが、ストレートでいてアグレッシヴな攻めを感じさせるリズムにより、楽曲も新しい命を吹き込まれたよう。そこには、伝統と今がヴィヴィットに交錯します。

★ 5 曲はトリオでの演奏で、基本ピアノ・トリオを核にし、4 曲で、シーマス・ブレイクをフィーチャー。マーク・ターナーと並び、90 年代からNY のシーンで独自の場を築くシーマス・ブレイクも、充実のトリオをバックに、ダイナミックにブロウ!また一曲はヴォーカルをフィーチャーし、古き良き時代の薫りをミックス。そんな楽曲の構成も、よく練りあがっています。

★力強く、しかし、ユニークなラスト・ナンバーを聴き終わった後には、得もいえない感覚が!80 年代以降の才能が、結束して出来た、現代の傑作モンク集!お薦めです。(新譜案内より)
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