★ジャズピアニスト 工藤雄一 の待望のサードアルバム!
★全曲スウェーデンで収録され、世界的に著名なエンジニア,ラーシュ・ニルソンの手によって磨かれた珠玉のサウンドが詰まった秀作がついにリリース!
★1990年代後期よりプロ活動を行なってきた、音楽教育にも尽力するオールラウンドな実力派ピアニスト:工藤雄一(1969年埼玉県生まれ)の3作目、=今回はスカンジナビアン・コネクションの森泰人の肝入りで実現したスウェディッシュ・トリオ編。
★しっとりした潤いや透明感に溢れながら、同時に、固い角張りや重み、陰影をも堅持した、一指一指に安定性&落ち着きを感じさせる非常に端正なピアノ・タッチによる、ダイナミックなアクション要素をふんだんに盛り込みつつ優しくスウィートな美メロ節を流麗に歌う、芯のしっかりした正攻法のリリカル・プレイが爽やかに映え渡った快打内容。
★アクティヴ抒情派の本道ド真ん中にブレなく軸を据えての明快滑脱な闊歩邁進、=親しみやすく歯切れよい娯楽指向のマイルド・バピッシュ奏演、が連続し、工藤の、表情豊かで均整のとれた、構成力も何げにバッチリの徹頭徹尾エンターテイニングな語り口の妙が、スッキリと清新に冴えて云うことなし。
→キースやエヴァンスらの成果を十二分に踏まえた、しっとり感(orキラキラ感)溢れるまろやか風味のロマネスクな端麗フレージング、にとりわけ得難い本領を発揮する他、ハンコック・ライクな硬質力学タイプのアクション・イディオム技を随所に多々滑り込ませて、ピリッと苦味走った「ハード・バップらしさ」もヌカりなく醸成し続け、また、ブロック・コードを活かした粋筋のファンキー節や、哀愁と熱情の骨太ラテン・グルーヴ調、荘厳で感動的なスピリチュアル・ソング(讃美歌)風、などのバリエーション転回も軽やかにキメて、トータル的には、「柔和で甘美な牧歌詩人」っぽい余韻イメージを清々しく残してゆく、という、そのけっこう懐広いジェントル・テイスティーな鳴音キャラは魅力満点。
1. Birth
2. Polovtsian Dance ダッタン人の踊り (A.Borodin)
3. Symphonic Dance
4. Spring
5. Snow Light
6. Symphony No.3 Op.90:III 交響曲第3番3楽章 作品No.90 (J.Brahms)
7. Bolero
8. Palmas
9. 祈り (Pray)
10. Traumerei トロイメライ (R.Schumann)
工藤 雄一 Yuichi Kudo(piano 作曲#1,3-5,7-9)
森 泰人 Yasuhito Mori(bass)
Goran Kroon ヨーラン・クローン(drums)
2011年1月25日-28日スウェーデン-イェテボリのNilento Studio 録音
Recording Engineer:Daisuke Negishi
Mastering Engineer:Daisuke Negishi,Yuka Kudoh
Produced by Yuichi Kudoh
レーベル:
24 Record's
工藤 雄一のサイトへ
在庫有り
デジパック仕様CD
★「2011年1月22日、はじめて訪れるスウェーデン・イェーテボリの地へ予定の2時間遅れで到着した私たち家族を、現地で活躍するベーシスト・森泰人さんが出迎えてくれた。森さんはスウェーデンと日本の音楽(殊にジャズ)の架け橋となる、スカンジナビアコネクションを1994年より立ち上げ、数多くのスウェーデンジャズを日本に紹介したことは、既にご存知の方も多いだろう。私も、このスカンジナビアコネクションを通じて北欧ジャズを知った一人である。この10日間ばかりの滞在を、彼は快くすべてコーディネイトしてくれたのだ。
★録音は、当初2010年4月に予定されていた。が、あのアイスランドの噴火によって、ヨーロッパ行きの全ての航空便がストップし、延期を余儀なくされた。今回まさに”待ちわびた”スウェーデンの地に到着したのだった。
森さん、そして森さんと同じくボーヒュースレン・ビッグバンドに在籍するドラマー、ヨーラン・クローン氏とのはじめてのセッションは、身震いがするほど感動的だった。Nilento Studioでは、今ヨーロッパで最も良く響いていると評判のスタインウェイ・D、敏腕で気さくなエンジニア、ラーシュ・ニルソン氏に多大な力を添えていただいた。
★森さんとの出会いは、私の人生にとって特別なものであった。10日間、短い期間であったが、まるで遠くにいる兄弟を受け入れるかのように大きな愛で私たちを受け入れ、全てのサポートをいただき、心のこもった美味しい手料理まで振舞って歓迎してくださった。感謝の気持ちばかりを受け取り帰国した。この作品は演奏を刻んだだけでなく、まさに人生を刻んだ作品といえるだろう。
★スウェーデンの冬は寒い。だけど人々の心はとても温かい。2011年、震災と原発事故があり、”生きること”について考えなかった人はいないだろう。この温かさが詰まった音楽を、今日本の皆さんに届けることが、私の使命である。工藤雄一(ライナーより)」