商品詳細

仄暗いサスペンスを孕んだ、クール・フレッシュなメロディアス指向の端麗抒情世界 CD 島田 剛 GO SHIMADA featuring MARK TURNER / WHAT DO YOU RECOMMEND IN NEW YORK? [GSCD 555]

販売価格: 2,380円(税込)

商品詳細

★1997年に加入した村田浩&ザ・バップ・バンドを皮切りに、CUGジャズ・オーケストラ、後藤浩二トリオ、竹内直、池田篤、等々、J-ジャズ・シーン第一線で幅広く多彩な活躍を見せてきた辣腕ベーシスト:島田剛(1973〜)の、本盤は、NYへ乗り込んで個性派テナー:マーク・ターナーと組んだギター入りカルテット(但しラスト2曲は別メンツ・別編成のジャパニーズ・コンボ)による一編=初リーダー・アルバム。

★バネを利かせて太く重厚にうねり躍り、また歯切れよくバウンド滑進するベースの鳴動が、じんわりとおぼろに広がって音空間全体を芳醇化・活性化してゆく、かのような頼もしい黒幕オーラを発し続ける中で、クール・スムースな浮遊的テナー吹鳴やブルージー&ミステリアスな繊細ギター弾奏、が中々ニュアンス豊かで瑞々しい絵を飾ってゆく快投内容。

★メロディアスな抒情指向に軸足を寄せた、概ね力は八分目の端麗滑脱な今日流モーダル・バピッシュ奏演、が一定の重みを呈しつつも小気味よい軽快さで紡がれてゆき、全体を通じて、「吟遊詩人のおおらかな牧歌ロマン」と「妖しくダークな瞑想世界・内省世界を彷徨するサスペンス」とが混ざり合った情景イメージ、を湛える道程の中で、ソロイスト達の自在かつ的確な活躍が、抜群の鮮度でスリルも充分に座を華やがせてゆく。

★中心的な花形役を担うターナーの、W・マーシュやW・ショーターに底通はするものの彼らとはまた違った確固たる個性を感じさせる、即ち、冷涼な中にも時折アグレッシヴな熱気をチラつかせた、ドライで暗影濃いモノトーン調の遊泳的フレージング、がダントツの魅力を放っている他、阿部の、ジム・ホール・ライクな仄暗い耽美的クールネスと、よりコンテンポラリーな妖しい尖鋭テイストの入り混じった機動プレイ、も好インパクト。

1. Castle In The Sky
2. Momoka's Little Garden
3. Yasu
4. From Piano Concerto, 2nd Movement (Maurice Ravel)
5. Jacky's Place
6. Danny Boy
7. First Resolution
8. Treasure Island

島田 剛 Go Shimada(bass)
Mark Turner(tenor saxophone on 1〜6)
阿部 大輔 Daisuke Abe(guitar on 1〜6)
Jochen Rueckert(drums on 1〜6)
椿田 薫 Kaoru Tsubakida(alto saxophone on 8)
後藤 浩二 Koji Goto(piano on 7,8)
黒田 和良 Kazuyoshi Kuroda(drums on 7,8)

#1〜#6:2008年ニューヨーク録音
#7,#8:日本録音
(2011年日本作品)

レーベル:本人の自主制作

島田 剛のHPへ

在庫有り
CD

商品情報

1973年東京都羽村市生まれ。
幼い頃より楽器に興味を持ち、ジャズの名門日本福祉大学入学と同時にジャズ研究会でウッド・ベースを始める。また多くの有名ジャズ・ミュージシャンとの共演を経験。プロとして活動を開始する。
97年、村田浩&ザ・バップバンド参加。全国的な活動を展開。同バンドのアルバムに参加。CUGジャズオーケストラ在籍、現在まで6枚のアルバムに参加。同バンドで2001年アメリカ西海岸ツアー、Earshot Jazz Festival出演、地元紙で名指しで絶賛される。
2002年より、後藤浩二トリオとして3枚のアルバム発表。幅広い音楽観と安定した技術は多くの共演者の信頼を得、また共演を熱望されるミュージシャンの一人である。イマジネーションあふれるエモーショナルな演奏は多くの聴衆の心もつかみ、 新しさと懐かしさを感じさせる独特の作曲にも定評がある。
2008年 ニューヨークにてサックス奏者マーク・ターナーを迎えてレコーディング。
2009年、東京に活動拠点を移し、現在は自己のバンド活動の他、数多くのバンドで多方面にて活躍中。2009年、池田篤『Here We Are』、2010年、大坂昌彦『Funky7』参加。
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内