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ホーム | LP > 国内盤LP国内盤LP 宮沢 昭 AKIRA MIYAZAWA / いわな BULL TROUT
商品詳細
★日本のジャズ・シーンの礎を築いたミュージシャンのひとり、テナー・サックス奏者、宮沢昭。

★「われわれは日本人なんだから、日本人にしか出来ない奴をつくらなきゃならないと思う」と語っていた宮沢は、1969年から1970年にかけて『フォー・ユニッツ』、『いわな』、『木曽』と、日本人のアイデンティティを深く追求した作品を立て続けに発表する。

★なかでも、当時最も先鋭的なピアノ・トリオだった佐藤允彦、荒川康男、富樫雅彦とともに臨んだ本作『いわな』は、まさに<日本のジャズ>の極みであり、他に類を見ない屹然とした音楽世界を創出している。緊張感に満ちた「いわな」、悠然と紡ぐ「河ます」、あまりにも美しい「あゆ」、躍動する「にじます」。


★軍楽隊を皮切りに幾つかのバンドを経て、1950年代には秋吉敏子や守安祥太郎とのコラボレーション等で日本のモダン・ジャズの黎明・発展に多大な貢献を成し、その後も自己のコンボを率いて旺盛に活躍、男性的な逞しい音色による歌心とコク味に満ちた独自のダイナミックなフレージング、並びにオールラウンドなフレキシビリティや安定したハイ・テクニシャンぶり、で非常に高い評価を得ていた、松本英彦と並ぶ本邦モダン・テナーの最高実力者であり、数々の優れたレコーディングを残した渋筋の名手:宮沢昭(1927年長野県松本市生まれ、2000年三鷹市で死去)の、本盤は、佐藤允彦や富樫雅彦の参加したクインテット基軸での、挑戦的意欲に満ちたオリジナル曲演奏が聴かれる1969年6月&7月東京録音の傑作「Bull Trout(いわな)」(原盤:ビクター SMJX-10068)の再発作品。尖鋭的でアブストラクトな要素も豊富に散りばめられた、ニュー・ジャズ・タイプのアグレッシヴな熱演が迫力満点に展開される、覇気軒昂のエキサイティング編である。肉太・骨太のダイナミズムと熱いエモーションを満載した、コルトレーンの流れを汲むエネルギッシュな怒濤のts咆哮、並びに、ハンコックやエヴァンスの成果を踏まえたキレ味鋭くスピーディーなpの苦味濃いアクション・プレイ、が実に精悍で瑞々しい魅力を放った、硬派モーダル路線の本道らしい勇猛な大奮戦が続き、そこかしこに実験的フリー・インプロヴィゼーション風の妖しい要素も散見して、スリル満点の圧倒的ハイ・テンションな濃密世界を創り出している。殊に、山あり谷ありの26分余に及ぶ渾身の組曲演奏1は白眉。
↑当店キャプション

SIDE A
1. Bull Trout

SIDE B
1. Brown Trout
2. Ayu
3. Rainbow Trout

宮沢 昭(tenor saxophone,per)
佐藤 允彦(piano,per)
荒川 康男(bass,per)
富樫 雅彦(drums,per)
瀬上 養之助(per)

1969年6月&7月東京録音

※限定枚数に達しました時点で販売終了
在庫有り
国内盤LP

国内盤LP 宮沢 昭 AKIRA MIYAZAWA / いわな BULL TROUT[HRLP 273]

販売価格: 4,620円(税込)
数量:
商品情報
Victor Entertainment / 株式会社ローソンエンタテインメント(HMV record shop)