■「卓越したテナーサックス・プレーヤーとして人々から敬愛される、ディーノの名でも知られるヤコプ・ディーネセンのことをよく知らないで、デンマーク・ジャズについて知っていると言ってはいけない」(Stunt Records)。
ヤコプ・ディーネセン(ヤコブ・ダイネセン/ヤコブ・ディネセン) Jakob Dinesen は、トマス・ブラクマンの主宰したカルト的レコード・レーベル「ManRec」から1999年にデビューアルバムをリリース。以来、彼の世代を代表するジャズ・ミュージシャンのひとりとして音楽シーンを彩ってきました。ジャズ、ロック、ポップ、ワールド・ミュージックといった多様なジャンルの音楽家とコラボレーションを行い、その「果実」を Stunt Records にアルバムとして残してきました。
新しくリリースされる『Unconditional Love』は、アメリカの伝説的ドラマー、ジェフ・”テイン”・ワッツ Jeff “Tain” Watts を加えた「カルテット」によるアルバムです。ワッツは、ジョージ・ベンソン、マーサリス兄弟、ベティ・カーター、マッコイ・タイナー、マイケル・ブレッカーをはじめとする大勢の音楽家を「心臓の鼓動とリズムの土台」として支え、ディーネセンにとっても「ヒーロー」のひとり。ディーネセンのプロフェッショナルとしての音楽生活の「愛」と「インスピレーション」の源だったと言います。
アルバムのタイトル曲、ギャリー・アレンの《Unconditional Love》(無条件の愛)以外はディーネセンのオリジナル曲。ギタリストのヤコプ・アートヴェズ Jacob Artved とベーシストのフェリクス・モーセホルム Felix Moseholm という、「信じられない才能とドライブと趣味の良さ」にめぐまれ、20代ですでに「波紋を投じた」デンマークのプレーヤーふたりが参加。ワッツが家族と暮らす、ペンシルヴェニア州イーストンのかつて教会だった建物を改造した「ホーム・スタジオ」で2021年12月の初めにセッションが行われました。(新譜案内より)
Say (Jakob Dinesen)
Unconditional Love (Gary Allen)
Bahoup (Jakob Dinesen)
Jaden’s Jam (Jakob Dinesen)
Here Comes Marvin (Jakob Dinesen)
Pharoah (Jakob Dinesen)
Melancholia (Jakob Dinesen)
Yahya (Jakob Dinesen)
Tyk onsdag(/Thick Wednesday) (Jakob Dinesen)
Jakob Dinesen (ts),
Jacob Artved (g),
Felix Moseholm (b),
Jeff “Tain” Watts (ds)
※録音:2021年12月、テイン・ホームスタジオ(イーストン、ペンシルヴェニア州)
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[ジェフ・ワッツ(ds)参加]CD Jakob Dinesen Quartet feat. Jeff “Tain” Watts / Unconditional Love[STUCD 22052]