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ホーム2021年9月REVIEW豪快武骨でアグレッシヴ&パッショネートな怒涛の硬派テナー咆哮がテイスティー・グルーヴィーに炸裂しまくる壮快昂揚編! CD NICOLE GLOVER ニコール・グローヴァー / STRANGE LANDS
商品詳細
★Posi-Toneの企画コンボ:Out To Dinnerや、ベーン・ギレス、アート・ヒラハラらの作品への客演(また、マルグリュー・ミラー、ウィントン・マルサリス、ケニー・ギャレット、ジョージ・コリガン、ジェフ・キーザー、ベニー・モーピン、ジェフ・テイン・ワッツ、ボビー・ワトソン、ジーン・パーラ、レッド・ホロウェイ、テレル・スタッフォード、レジー・ワークマン、リニー・ロスネスらとの共演歴もある)など、このところNY第一線で確固と頭角を現してきている、硬派で鳴らした現代テナーサックスの女傑:ニコール・グローヴァー(1991年米オレゴン州ポートランド生まれ)の、本盤は、ベース&ドラムとのトリオを基本に、一部ジョージ・ケイブルス(p)も加わってきつつの気合の一撃編。

★締まりと柔らかみを絶妙に混在させた、ニュアンス豊かで肉太く重みあるアジなトーンのテナーが、ハード・ドライヴ感をごりごり渦巻かせながら激烈に、アグレッシヴに轟然と咆哮し、またある時は落ち着いた調子でしんみりとアンニュイ&レイジーに翳りある愁いを歌い上げて、精悍な武骨さと奥深いメランコリーの入り混じった清新味充分の堂々たる魅力を放ち、一方、けたたましく岩石をぶつけてくるようなヘヴィー&ストロングなドラムや、芯の据わった厚みある音色で屈強にスイングするベース、「ブルース」と「バップ」の旨味を潤沢に発散するピアノ、らの活躍もそれぞれこってりテイスティーに頼もしげな存在感を揮いきった、全編を通じ壮快な興奮やノリのよさと醸熟の味わいが堪能できる、中々濃い口の会心打内容。

★概ね、ややゴツゴツした感触そして乾いた感触を呈しての、硬派でモーダル&エネルギッシュな苦味走ったハードボイルド調のダイナミック・スウィンギン熱演、が意気軒昂げに展開され、幾分かけだるいリラクゼーションを強めたバラード調のトラックがあったり、ケイブルス(p)が加わってくると潤いやまろやかさが一気に濃くなったりと、上手い按配で軟化転回も盛り込まれる中、主役:グローヴァー(ts)の、ほぼ一貫してちょっと不機嫌そうな面持ちで結構ワイルド&ダイナミックに荒ぶり、吠え、唸る怒涛の硬質アドリブ攻勢が、ひたすら妥協なさそうに決然として冴え渡り、昂揚感満点だ。

→ロリンズやコルトレーン、ジョーヘンらの流れを汲みながら、更にハードなニガみやソリッドさ、ダークネスを増した感じの、音数多く激情的でいてストイックともとれるその、巧まずして甘さの排された鉄火ブロウのあり様は鬼の気迫に満ちていて圧倒的で、しかしまた反面、ケイブルス(p)とのコンビネーションで発揮される、より親しみやすい、しっかり旨口なブルージー・プレイの粋渋さにも確たる練達ぶりが認められたりと、さりげなく幅のある吹鳴キャラは説得力も充分。

1. Strange Lands 3:17
2. Hive Queen 5:47
3. The Twilight Zone 7:07
4. Dindi 6:39
5. Parks 3:42
6. The Switch 4:56
7. Notturno 6:01
8. A Flower Is A Lovesome Thing 5:07 (ts & piano duo)
9. I Concentrate On You 8:17

Nicole Glover (tenor saxophone)
George Cables (piano on 2,7,8,9)
Daniel Duke (bass except 8)
Nic Cacioppo (drums except 8)

2020年12月15日ニューヨーク市クイーンズ区アストリアのThe Samurai Hotel Recording Studio録音

レーベル:Savant

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

CD


豪快武骨でアグレッシヴ&パッショネートな怒涛の硬派テナー咆哮がテイスティー・グルーヴィーに炸裂しまくる壮快昂揚編! CD NICOLE GLOVER ニコール・グローヴァー / STRANGE LANDS[SCD 2191]

販売価格: 2,180円(税込)
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商品情報
SAVANT

女性テナー奏者ニコール・グローバー、
ジョージ・ケイブルス (p)が4曲に参加した注目作!

★オレゴン州ポートランド生まれの女性テナー奏者ニコール・グローバー。10 才でクラリネットを始め、その後テナーサックスに転向、大学卒業後の 2011 年に故郷に戻り、グラミー賞受賞アルバム「Radio Music Society」等に参加する。現在は、ニューヨークを拠点にして彼女自身のジャズ・トリオや複数の即興演奏アンサンブル等と演奏、「Smalls」や「Smoke」等のジャズクラブに出演して積極的活動中。マスコミからは「早熟な才能」、「ライジング・サックス奏者」等と評されています。
★本作は 4 曲にベテラン・ピアニストのジョージ・ケイブルスが参加、彼女のプレイを引き立てている。収録は全 9 曲、2 曲がニコールのオリジナル、4曲がベースのダニエル・デューク、ドラムスのニック・カシオポのオリジナル曲。アントニオ・カルロス・ジョビンの「Dindi(ジンジ)」やストレイホーンやコール・ポーターのスタンダードも収録されていて飽きさせない。ピアノレスのトリオ演奏が 5 曲、どの曲も彼女の豪快で太いサウンドに圧倒される。
★録音は 2020 年 12月パンデミックの中の NY、これからの彼女の活躍には要注目である。(新譜案内より)