ジャズのCD,LPをご紹介します。メジャーからマイナー、自主制作盤までジャズのCD,LPをお届け致します。



catfishrecordsをフォローしましょう

ホーム2021年7月REVIEWダイナミック・スウィンギンかつブルージー・テイスティーな、確固として王道を歩む現代ストレートアヘッド・ピアノの真骨頂名演! CD ART HIRAHARA アート・ヒラハラ / OPEN SKY
商品詳細
★Posi-Toneよりの近作群がいずれも高い評価を得ていた、NYシーン第一線で精力的に活躍するサンフランシスコ出身のコンポーザー肌な個性派ピアノの実力者:アート・ヒラハラ(1971年生まれ)(父親が日系2世、母親が日本人の「日系2.5世」)の、今回は、ベース&ドラムとのシンプルなピアノ・トリオを基本に、一部ではゲストも交えつつ(ソロ・ピアノも3曲)の一編。

★折り目正しくも歯切れよい鋭角性や勢い・押しの強さあるストーン・タッチのピアノが、かっちりスクエアーで渋い伝統的バップ・イディオムに則った殺陣風のスウィンギン・ブルース節であったり、ファンキー寄りの粋な軽涼フレージングであったり、モード色を強めたアグレッシヴ&エネルギッシュな豪快アクション攻勢であったり、更にはまた、エリントンやモンクの影もチラつく結構黒い哀愁バラードであったり、などの一貫して硬派かつ旨口なオーソドックス指向の中々よく唄う敏活プレイを溌溂と紡いで、スッキリ清やかに鮮麗なる華を成した会心打内容。

極めて正統的な現代流ハード・バップの王道を確固と突き進む、精悍で雄々しくも歌心充分の味わい豊かなスインギー奏演が滑脱に、そして愉しげに展開され、緩急のメリハリも的確につけられる半劇的で飽きのこない清新なる道程が続く中、ドラム&ベースの適度に意表も衝いてくる芸の細かい変幻自在のアタッキングなサポートに上手く煽られ、またガッチリ支えられて、主役を担うヒラハラ(p)の、メロディアスだが決して甘すぎない、絶えず陰影を帯びキリッとした趣のアドリブ妙技が、抜群の生鮮度とコク深さをもって冴え渡り、実に快調だ。

→理知的でスマートなクールネスを絶やさず入り組んだ幾何学模様をスイスイ軽やかに描いてゆくようなコンテンポラリーめの敏速立ち回りワザや、哀愁の歌謡性と熱血パッションを込めつつ嬉々としてリズミカルに躍るラテン路線、ストライド技も盛り込んで昔気質っぽく歌うスタンダード歌曲、モーダルな立体力学性やアツさとファンキー・バピッシュな粋渋テイストが絶妙に融け合ったパワフル・アクション、奥深い思索性や憂いっぽさをきめ細かくテンダーに体現したエレガントな円舞曲風、ニューエイジ系に通じる内省感・瞑想色や荘厳なサロン的ヒンヤリ・ムードをセンシティヴに表す神妙なシリアスめのソロ・ピアノ・バラード、などなど、アプローチは多岐に渡るがいずれにもしっかり熟練した揺るぎない説得力と豊かな「味」が認められ、全く見事。

★洗練されたブルースの吟醸味と幻想的トリップ感を飄々と並行表出するGillece(vib)や、おおらか寛ぎ牧歌調だったり熱っぽい武勇肌だったりの巧みな切り換えで頼もしく座をさらうグローヴァー(ts,ss)、といったゲスト陣の奮戦もピタリと絵にハマッて◎。

01. Groundswell (A. Hirahara) 3:36
02. Inimitably, Mr. B. (A. Hirahara) 4:07
03. Peony (A. Hirahara) 3:18 (solo piano)
04. Open Sky (A. Hirahara) 7:16
05. Mia Bella (A. Hirahara) 4:05
06. Não Tão Azul (B. Kozlov) 4:00
07. Cittadella (A. Hirahara) 5:17 (solo piano)
08. Together, Apart (A. Hirahara) 5:58
09. Sunday Morning (R. Royston) 4:25
10. Weathered The Storm (A. Hirahara) 3:42
11. I'm Getting Sentimental Over You (G. Bassman) 3:47 (solo piano)
12. Empathy (D. Pearson) 5:00
13. Nightfall (A. Hirahara) 5:25

Art Hirahara (piano)
Boris Kozlov (bass except 03, 07, 11)
Rudy Royston (drums, percussion except 03, 07, 11)
Nicole Glover (tenor saxophone on 05, 08) (soprano saxophone on 10)
Behn Gillece (vibraphone on 04)

2020年8月9日-12日NYCブルックリンのAcoustic Recording録音

レーベル:Posi-Tone

在庫有り
見開き紙ジャケット仕様CD



ダイナミック・スウィンギンかつブルージー・テイスティーな、確固として王道を歩む現代ストレートアヘッド・ピアノの真骨頂名演! CD ART HIRAHARA アート・ヒラハラ / OPEN SKY[PR 8222]

販売価格: 2,100円(税込)
数量:
商品情報
(画像をクリックすると大きく見られます)
POSI-TONE

★BEHN GILLECE / STILL DOING OUR THINGで共演したメンバーを基本とし、曲により演奏者の配置を変えての作品。阿吽の呼吸で繰り広げられる、POSI-TONEレーベルならではの、爽快な現代モダン・ジャズ。

★機知にとんだルディ・ロイストンのドラム、堅実な実力者 アート・ヒラハラ(p)ボリス・コズロフ(b)のトリオを中心に「OPEN SKY」というタイトル通り、すがすがしい雰囲気を漂わせた好演奏です。アート・ヒラハラのコンポジションも好印象。