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ホーム2020年10月REVIEW陰影深く落ち着いたメランコリック&ミステリアスな現代ユーロ・テイストとハード・バピッシュ&ブルージーな渋旨王道色がフレッシュに融和した会心名演! CD HENRI TEXIER アンリ・テジエ / CHANCE
商品詳細
★お馴染み現代フランス・ジャズ界を代表する重鎮、=進取性に富んだオールラウンドなモダン・ベースの最高実力者:アンリ・テジエ(1945年フランスのパリ生まれ)の、今回もまた前作から不動の顔ぶれが揃った、息子セバスチャンを含む2リード&ギター入りの緊密クインテットによる一編。

★重心を低く落として地を這うようであり、同時にまた勢いよく跳ね躍りつつ闊歩驀進してゆくようでもある、バネとウネり利きまくりのダイナミック・ドライヴィングなベースのリズミカル鳴動、にガッチリ支えられ、かつ煽られながら、陰影深く妖しい思索性を孕んだ浮遊調のクラリネットや、ハード・バピッシュ&ブルージーにストレートアヘッド街道をひた走る渋旨テナー、ロック色も適度に仄めくコンテンポラリー感覚満点のシャープでいて濁りも効いた暗躍者っぽいギター、らがカラフル&スリリングに幾分か荒っぽくぶつかり合い、そして見せ場を競ってゆく、全編敏活で力強いワイド・スケールのグルーヴとこってり濃いウマみに溢れた熱演が連続して、大いに沸かせる敢闘内容。

★今日流ヨーロッパの抒情派ジャズらしい、牧歌的フォーキー色や紀行詩っぽい物語性、或いはスペイシー・インタープレイ・タイプの浮遊感覚、といった要素を肝としたロマネスク傾向もしくはよりダークなサスペンス・ミステリー路線風の行き方、を基調とする一方、極めてオーソドックスなメインストリーム・ジャズ然とした粋でシブくて硬派でイナセなストレート・スウィンギン快演、も随所に盛り込まれて、そうした、先進的ユーロ・インテリジェント・テイストと昔ながらの旨口バップ・スピリットとが絶妙のバランスで融和した音景色、〜道程展開は、フレッシュな驚きと爽やかな感動に満ちていて、全く清々しい。

★セバスチャン(as,cl)の、バディ・デフランコやロルフ・キューン(更にはルイ・スクラヴィス?)らの成果を踏まえた理知的でセンスのいい憂愁漂う滑脱クラ吹奏、そしてまた、ソフトでクール・リリカルな波乗りに興じるが如きアルト・プレイ、といった具合で、あくまで軽やか&スマートに流麗な舞い泳ぎっぷりに終始する余裕の活躍がとりわけ際立っており、加えて、Lê Quang(ts,ss)の醸熟のコクを滲ませた燻し銀的な豪快テナー・ブロウ、或いはよりモーダル・アグレッシヴな鋭くさえずるソプラノ技、Codjia(g)の、ある時はジェフ・ベック、ある時はジョンスコ、ある時はB・フリゼール、またある時は生粋バッパーにもなる多彩な劇的立ち働き、そしてアンリ(b)の、落ち着きと温もりと深い情魂味に貫かれた端正な歌い様、更にはGarrigue(ds)のドシャバシャと忙しなくけたたましく暴れ回る雷神ぶりなど、それぞれにインパクト強烈でおいしさ濃厚な個人プレーの名場面多数。

1. Cinecitta 6:54
2. Jungle Jig 8:28
3. Simone et Robert - Pour Simone Veil et Robert Badinter 6:16
4. Pina B. - Pour Pina Bausch 7:02
5. Laniakea 8:23
6. Le Même Fleuve 8:33
7. Standing Horse 1:53 (solo bass)
8. Chance 6:50

Sébastien Texier (alto saxophone, clarinet, alto clarinet)
Vincent Lê Quang (tenor saxophone, soprano saxophone)
Manu Codjia (guitar)
Henri Texier (double-bass)
Gautier Garrigue (drums)

2019年10月Studio Gil Evans録音

レーベル:Label Bleu

在庫有り
三つ折りデジパック仕様CD



陰影深く落ち着いたメランコリック&ミステリアスな現代ユーロ・テイストとハード・バピッシュ&ブルージーな渋旨王道色がフレッシュに融和した会心名演! CD HENRI TEXIER アンリ・テジエ / CHANCE[LBLC 6738]

販売価格: 2,300円 (税込)
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LABEL BLEU