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ホーム2020年8月REVIEW複雑怪奇な巨大建築風の整ったアンサンブルと妥協なく獰猛異形に大暴れする集団ゲリラ・フリー・インプロ爆裂攻勢!がアヤしげに錯綜する問答無用の壮絶アブストラクト世界!!! CD LONDON JAZZ COMPOSERS ORCHESTRA (Barry Guy, ldr) ロンドン・ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ / THAT TIME
商品詳細
英国フリー・シーンを代表するオールラウンドな急進派辣腕ベーシスト:バリー・ガイ(1947年英国のロンドン生まれ)の主導する、1970年にスタートしたライフワーク的なラージ・バンド=ロンドン・ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラの、本盤は、1972年旧西独ベルリンとドナウエッシンゲンでのライヴ各1曲ずつ、1980年ロンドンでのスタジオ・レコーディング1曲と同じくロンドンのRound Houseでのライヴ1曲、以上4曲の未発表音源をまとめた発掘アルバム。ケニー・ウィーラー(tp)、ポール・ラザフォード(tb)、エヴァン・パーカー(sax)、トレヴァー・ワッツ(sax)、マイク・オズボーン(sax)(72年編のみ)、ペーター・ブレッツマン(sax)(80年編のみ)、トニー・コー(sax)(80年編のみ)、ディレク・ベイリー(g)(72年編のみ)、ハワード・ライリー(p)、フィリップ・ワックスマン(vln)(80年編のみ)、ペーター・コーヴァルト(b)(80年編のみ)、トニー・オクスリー(per,vln)、ポール・リットン(per)(72年編のみ)、ジョン・スティーヴンス(per)(80年編のみ)ら参加の強力すぎる(卒倒モノな?)顔ぶれ。巨大壮大で幾分か複雑に入り組んだ高層建築を思わせるところもある、アブストラクトにして結構クールでもあるホーン・アンサンブルがわりかし整然と響鳴したかと思えば、一転してアナーキー&ワイルドな破壊テロの如き各人のフリー・インプロが猛爆的に炸裂しまくって混沌とした騒乱の様相を呈し、そうこうするうちに再びコンポジション物らしく折り目正しいアンサンブル演奏へ推移していったり、その調和の中からいきなり異形で獰猛な烈しく燃え盛る奇怪即興が衝撃的に浮かび上がってきたりと、全く予断を許さない頓狂かつ飄々たるストレンジ・ビザールな豪胆不敵快演が連続して、ひたすらフレッシュ・スリリング&中々エモーショナルに昂揚させてくれる敢闘内容。「コンポジション演奏」「アンサンブル路線」然とした端正で慎重な整った音響美を体現する面と、あくまで無秩序・無脈絡に「乱調」に徹しきった完全自由形のインプロ小競り合い〜不屈な体当たり風バトル、とが同時並行的に進められてゆく、思わず唖然茫然の圧倒的雄渾奇音世界がしっかりパワフルに、タフ&ダイナミックに形作られ、スコアに沿っていると思しき周到巧緻で作劇構成力に長けた様式美創出の精妙さと、調性なんか何処吹く風の悔いなき完全燃焼型大暴れ場外乱闘めいたシュール&ダダイスティックなアヤしすぎるリアル即興激突、の全く妥協なき爆裂性・ド迫力、の強引ミックス展開は理屈を越えた問答無用の説得力(硬質ストロングネス)に満ち満ちており、正に絶倫。中でも、比較的「曲らしさ」が強めな#1、#2での、D・ベイリーのエレキでギュイ〜ンギュイ〜ンと暴れに暴れまくる疾風迅雷の超敏速ゲリラ・ノイジー・アクション大攻勢(どさくさの混乱の中、轟音一閃!何げにバッチリ目立っております。さすが孤高の覇者!!!)や、フリー・インプロ傾向が濃くなる#3、#4での、まるで宙に浮かんで飄然とさえずり鳴くようなE・パーカーの伸びやか&しなやかな必殺キュルキュル渦巻きブロウ、辺りがとりわけ傑出して清新な魅力を放ち、忘れ難い好インパクトを残す。

1. Watts Parker Beckett To Me Mr Riley? (by Kenny Wheeler) 17:03
recorded at Berliner Jazztage 1972

2. Statements III (fragment) (by Barry Guy) 17:15
recorded at Donaueschingen Musiktage 1972

3. Quasimode III (by Paul Rutherford) 14:24
recorded in London (Studio Recording) 1980

4. Appolysian (by Howard Riley) 14:48
recorded in London, Round House 1980

#1, #2:
Buxton Orr (conductor)
Kenny Wheeler (trumpet)
Harry Beckett (trumpet)
Mark Charig (trumpet)
Dave Holdsworth (trumpet)
Paul Rutherford (trombone)
Mike Gibbs (trombone)
Paul Nieman (trombone)
Dick Hart (tuba)
Trevor Watts (saxophones)
Evan Parker (saxophones)
Mike Osborne (saxophones)
Alan Wakeman (saxophones)
Dave White (saxophones)
John Warren (saxophones)
Derek Bailey (guitar)
Howard Riley (piano)
Jeff Clyne (bass)
Chris Laurence (bass)
Barry Guy (bass)
Tony Oxley (percussion)
Paul Lytton (percussion)

#3, #4:
Kenny Wheeler (trumpet)
Harry Beckett (trumpet)
Mark Charig (trumpet)
Dave Spence (trumpet)
Paul Rutherford (trombone)
Alan Tomlinson (trombone)
Paul Nieman (trombone)
Melvyn Poore (tuba)
Trevor Watts (saxophones)
Evan Parker (saxophones)
Peter Brötzmann (saxophones)
Larry Stabbins (saxophones)
Tony Coe (saxophones)
Howard Riley (piano)
Philipp Wachsmann (violin)
Barry Guy (bass)
Peter Kowald (bass)
Tony Oxley (percussion, violin)
John Stevens (percussion)

レーベル:Not Two

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

見開き紙ジャケット仕様CD


複雑怪奇な巨大建築風の整ったアンサンブルと妥協なく獰猛異形に大暴れする集団ゲリラ・フリー・インプロ爆裂攻勢!がアヤしげに錯綜する問答無用の壮絶アブストラクト世界!!! CD LONDON JAZZ COMPOSERS ORCHESTRA (Barry Guy, ldr) ロンドン・ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ / THAT TIME[MW 10012]

販売価格: 2,350円 (税込)
数量:
商品情報
NOT TWO

★英国フリー・シーンの重鎮バリー・ガイ(1947年ロンドン生まれ)の、1970年に始動したライフワーク的なラージ・バンド=ロンドン・ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラによる1972年の2つの異なるライブ (Berliner Jazztage 及び Donaueschingen Musiktage)と1980年のロンドンでの2種のライブ演奏を収録。

★1972年のライブには、デレク・ベイリーが参加。他にもケニー・ホイーラー、ポール・ラザフォード等、英国のジャズ〜即興シーンにおける名プレーヤー達が参加している注目のアーカイブ作品です。