ジャズのCD,LPをご紹介します。メジャーからマイナー、自主制作盤までジャズのCD,LPをお届け致します。



catfishrecordsをフォローしましょう

ホーム2020年8月REVIEW妥協なく徹底して甘さを排しアブストラクトに暴れ回るフリー・インプロ激突が芳醇なスピリチュアリティをも醸し出した傑作ライヴ1966 CD MILFORD GRAVES - DON PULLEN ミルフォード・グレイヴス、 ドン・プーレン / AT YALE UNIVERSITY (THE COMPLETE YALE CONCERT, 1966)
商品詳細
ジュゼッピ・ローガンのバンドでの僚友同士でもあった、フリー・インプロ派ジャズ・ドラム&パーカッションのパイオニアの一人:ミルフォード・グレイヴス(1941年ニューヨークシティ-クイーンズ区のジャマイカ生まれ)と、チャールズ・ミンガスのグループやジョージ・アダムスとのコラボでお馴染みな進歩的個性派ピアニスト:ドン・プーレン(1941年ヴァージニア州ロアノーク生まれ、1995年ニュージャージー州イーストオレンジで死去)、のコンビによる、1966年4月30日イェール大学(米コネチカット州ニューヘイヴン)でのデュオ・コンサートの模様を捉えた録音は、従来、自主レーベル:Self-Reliance Productionsから「In Concert at Yale University, Vol.1」(SRP 286, 1966)、並びに「Nommo」(SRP LP-290, 1967)、という2枚のLPに分かれてリリースされ、極めて入手困難であったが、この度Corbett vs. Dempseyよりその2作品をカップリング収録した完全版CDとして54年を経、待望の再登場。ドシャバシャ・シャキーンと忙しなくけたたましい雷を落として回るような、或いは鋭く稲光を走らせるようなドラム(orパーカッション)の瞬発力抜群のヴァイオレント&ゲリラティックな奇襲攻勢が、怪しげに轟然と炸裂し、一方、ゴツゴツした岩石っぽさと丸みを兼備した石つぶてタッチで、徹底してアブストラクトに不協和音の大洪水とも云うべきハードコア&ダーク・ビターな嵐を巻き起こすピアノの暴れぶり、も妥協なげ・容赦なげに爆走を見せて、そうした両者の互いに圧迫し合いまくるが如き体当たり風のぶつかり合いが壮快この上ない昂揚感と生々しいスリル、そして異形だが旨味あるグルーヴ=ノリをしっかりと齎した、超過激にして感動的な悔いなき敢闘内容。極めて奇怪でシュールで頓狂な、抽象主義の極みを示した獰猛苛烈さ全開のフリー・インプロヴィゼーションがこれでもかと激突しまくっているが、その破壊的かつ屈強に転げ回る風な二者の繰り出す音塊のあり様は、甘さを排した強硬な力学性や幾何学性に溢れる反面、アメリカ黒人ならではの芳醇なスピリチュアルさをも巧まず濃厚に浮かび上がらせていて、表面上はあくまでコワモテだが音の端々から熱い人情味が確固と立ち昇って来、結構テイスティー・グルーヴィーにエモーショナルな世界を愉しませてくれる。グレイヴス(ds,per)の、変幻自在で機略縦横なるシャープネス&スピード感満点の極彩色連射打撃ワザのキレ具合や爆裂性は全く圧倒的で、またプーレン(p)の、ちょっとシチくどいぐらいに執拗に、そしていい意味でやや不器用そうにヒネクレたアブノーマル・アクション節を憑かれた如く延々と繰り出し続ける、程好くワンパターンで飄々とした叩きつけ弾奏も、何ともアジな魅力をじんわり放ってナイス。

1. P.G. I (18:52)
2. P.G. II (22:53)
3. P.G. III (8:03)
4. P.G. IV (7:54)
5. P.G. V (15:38)

Milford Graves (drums, percussion)
Don Pullen (piano)

1966年4月30日イェール大学(米コネチカット州ニューヘイヴン)でのライヴ録音

レーベル:Corbett vs. Dempsey

在庫有り
見開き紙ジャケット仕様CD


妥協なく徹底して甘さを排しアブストラクトに暴れ回るフリー・インプロ激突が芳醇なスピリチュアリティをも醸し出した傑作ライヴ1966 CD MILFORD GRAVES - DON PULLEN ミルフォード・グレイヴス、 ドン・プーレン / AT YALE UNIVERSITY (THE COMPLETE YALE CONCERT, 1966)[CvsD CD075]

販売価格: 2,400円 (税込)
数量:
商品情報
(画像をクリックすると大きく見られます)
CORBETT VS. DEMPSEY
(画像をクリックすると大きく見られます)
Recorded by Bernard Drayton at University on April 30.1966. Tracks 1-2 originally issued as in Concert at Yale University,Vol.1 on Self-Reliance Productions (SRP 286,1966);TRACKS 3-5 Originally issued as Nommo on Self=Reliance Productions (SRP LP-290,1967).Hand -Painted LP jackets by Milford Graves and Don Pullen.Cover photograph for Nommo by Roy DeCarava.Original covers designed by Graves.CD mastered by Alex Inglizian at Experimental Sound Studio Chicago.CD designed by David Khan-Giodano.CD produced by John Corbett.The master tapes for both volumes of the Yale concert were lost.this reissue was culled from mint copies of the LPs,transferred and noise-reduced by Alex inglizian.The Complete Yale Concert,1966 is released under exclusive license from Milford Graves.
これぞフリー・ジャズ・ヒストリック・リイシュー!!ミルフォード・グレイヴスとドン・プーレンのライヴ盤「In Concert At Yale University」と「Nommo」が初CD化! この日のコンプリート盤として遂に登場です!!

★アメリカのフリー・ジャズ・ドラムのパイオニア、ミルフォード・グレイヴスとチャールス・ミンガスのバンドで活躍したピアニスト、ドン・プーレンが1966年の春にイェール大学で行ったライブを収録。

★オリジナル盤LPは自主レーベルSRP Recordsから2作品に分けて発表され、同年に「In Concert At Yale University」というタイトルで2曲を、翌1967年に「Nommo」というタイトルで3曲が発売されました。「In Concert At Yale University」に関しては海外サイトで約7万円という高額での取引履歴もあるため(アン・オフィシャルという形ではリリースがあったようです。)、この日の演奏をコンプリートするにはこのレアな2作品を揃えなけれならないというコアなフリー・ジャズ・ファンのみが聴ける作品として長年ミルフォード・グレイヴスとドン・プーレンのディスコグラフィに君臨するアルバム。

今回54年を経て遂にこの2作を1CDにまとめての発売が決定!

★2人は1965年にジュゼッピ・ローガンのバンドで「The Giuseppi Logan Quartet」と「More」(共にNYの名門ESPからリリースされた名作)を録音しており、この2作での経験がきっかけだったかどうか定かではありませんがミルフォード・グレイヴスがドン・プーレンを誘い本作の演奏が実現したようです。

★マスターテープは紛失してしまっており、レーベルはヴァージン・コピーと言えるオリジナル盤を探し本作に使用、オリジナル盤2作のデザインはもちろん、手書きLPのギャラリー、2人がイスラム国家会議でそれらを売っている写真(!!)など掲載される資料も貴重なものばかりという再発するにあたってのレーベルの熱量も素晴らしい1作に仕上がっています。
★1960年代のフリー・ジャズを語るうえで避けては通れない重要人物による作品がコンプリート盤としてワンパック、初めてのCD化ということで全フリー・ジャズ・ファンはもちろん、1960年代の前衛芸術に興味がある方も大注目の再発なのではないでしょうか。これぞフリー・ジャズ・ヒストリック・リイシュー!!(新譜案内)

Recorded by Bernard Drayton at Yale University on
April 30, 1966