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ホーム2020年5月 REVIEW硬派で凛々しく陰影に富んだイタリア発・雄渾ハードボイルド・モーダル・バップ会心の一撃! CD BRUNO SALICONE TRIO AND QUARTET ブルーノ・サリコーネ / HAPPY
商品詳細
伊アヴェッリーノの音楽院でジャズの修士号を取得し、ピアノ・トリオ:Ipocontrioを率いて活躍、同グループではこのA.MA Recordsよりの一作:「Continuum」(2016年)でダニエーレ・スカンナピエーコ(ts)とも共演していた、イタリアン現代ピアノの俊英:ブルーノ・サリコーネ(1982年イタリアのサレルノ生まれ)の、初の個人名義アルバムとなる本盤は、ピアノ・トリオとサックス(ヴィンチェンツォ・サエッタ-ts,ss)入りカルテット(更に女性ヴォーカルの加わったクインテットも1曲)織り交ぜての気合溢れる一編。鋭角的で硬質堅牢な、深い陰影と潤いを併せ持った骨太のストーン・タッチ・ピアノが、現代流ハード・バップ・ピアノの正統らしい、俊敏で勇ましくダイナミック、なおかつブルース由来の渋い旨味や粋な歌謡性も豊富に盛り込みつつのメリハリある劇的闊達プレイ、を実に歯切れよくイキイキと紡いで何とも爽快に華を成し、一方、芳醇なコク味を多々振りまきながらイナセに渦巻きウェイヴを描くが如きテナーの滑脱ブロウ、も中々ソウルフル&パッショネートにアジな彩りを添えた、全体を通じ硬派で精悍な凛々しい迫真性やスリルと吟醸的な美味さがバランスよく十二分に満喫できる好演内容。今日型モード系ハード・バピッシュ・ジャズの本道をまっしぐらに突き進む、極めてストレートアヘッドなキリッと毅然そうに引き締まった表情の躍動的スウィンギン・アクション熱演、が雄渾軒昂に展開され、ベース&ドラムのキッチリとツボを心得ながら機略性にも長けた半遊撃的サポートに、鋭くフレッシュ・スリリングにプッシュされ、刺激されて、サリコーネ(p)の、敏捷であり、落ち着いてもいる、という絶妙の均衡を示した真っ向勝負のハードボイルドなアドリブ技が、ブレなく芯も据わったしっかりテイスティー・グルーヴィーな冴えを見せて秀逸だ。→モーダルな熱情味を絡ませつつの立体力学的な凹凸感ある立ち回り攻勢〜ダイナミズム表現と、ちょっとファンキーっぽいところもあるシブくて瀟洒な旨口のブルージー節、とを掛け合わせた王道中の王道と云える雄々しくも味わい豊かな闊歩邁進スタイル、を揺るぎなく確固たる根幹とし、幾分かロマンティックで耽美的な主題を持ったトラックではよりスウィート&メロウなリリシスト面も発揮するが、しかしそこでもソロ・パートが佳境に入ってくると次第に手癖っぽくハードで凛然とした殺陣風の勇壮アクション・モードへ転じてゆく、といった辺りの巧まざる強硬覇者たる本性の顕れ様も、好もしい魅力。強烈にパンチの利いた少々やんちゃげなサエッタ(ts)の暴れ躍りっぷりも快調。

1. I'm Happy
2. Speak Up
3. Dialogue with Trane
4. Invisible Man
5. Perturbazione
6. L'Attesa
7. Ray
8. Bye Bye

Bruno Salicone (piano) (electric piano on 6)
Francesco Galatro (bass) (electric bass on 6)
Rocco Sagaria (drums)
Vincenzo Saetta (tenor saxophone on 3, 5, 8) (soprano saxophone on 6)
Giusi Mitrano (voice on 6)

2018年11月A.MA Records Studio(イタリア)録音

レーベル:A.MA Records

在庫有り
デジパック仕様CD



硬派で凛々しく陰影に富んだイタリア発・雄渾ハードボイルド・モーダル・バップ会心の一撃! CD BRUNO SALICONE TRIO AND QUARTET ブルーノ・サリコーネ / HAPPY[AMC 016]

販売価格: 2,380円 (税込)
数量:
商品情報
A.MA RECORDS (ITALY)

★同レーベル「Ipocontrio(AMC 004)」でダニエーレ・スカンナピエーコ(ts)と共演していた、1982年生/伊サレルノ出身のピアニスト、ブルーノ・サリコーネによる自己名義初のメイン・ストリーム・ピアノ・トリオ作品。

★幼い頃よりアコーディオンを手にし、15歳でピアノに転向。ジャレット、チック・コリア、ハンコック、エヴァンス、マイルズに傾倒しながら、アヴェッリーノの音楽院でジャズの修士号を取得したという経歴の持ち主。パオロ・フレーズが主宰するレーベル「Tuk Music」にリーダー作を持つテナー奏者ヴィンチェンツォ・サエッタが4曲でゲスト参加。(新譜案内より)