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ホーム2020年4月 REVIEW明朗快活で極めてオーソドックスな、ブルースの旨味とリラクゼーションに溢れた色彩感ある粋渋ピアノ・トリオ会心打! CD THE TRIO BACCHUS / THE DAYS OF WINE AND ROSES
商品詳細
★大坂昌彦(ds)(1966年生まれ、秋田県横手市出身)をリーダー格とし、吉岡秀晃(p)(1960年宮崎県延岡市生まれ)&パット・グリン(Pat Glynn)(b)(1974年米ニュージャージー州ウェストフィールド生まれ、2007年より東京在住)から成るピアノ・トリオの一編、=スタンダード集。

★キレ味シャープで弾みよく跳ね躍るようなシャキシャキしたドラムや、肉太くこってりしたコク味を撒き散らすハード・ドライヴィングな重厚ベース、らにガッチリ支えられながら、折り目正しさと荒削りさを自然に並立させた固く切れのいいストーン・タッチのピアノが、バップらしい殺陣風の鋭角的アクション性〜躍動感に溢れ、かつ、ハートウォーミングで親しみやすい歌謡フィーリングやブルース・センスにも富んだ立体力学的な旨口のリリカル・スウィンギン・プレイを敏活滑脱に紡いで、徹頭徹尾分かりやすくデリシャス・グルーヴィーな華を悠々成した快演内容。

★いずれの楽曲にもアレンジ(リズム、テンポ、コード意匠など)や構成面に一つ一つ丁寧な工夫が凝らされ、また、「ダイナミック・スイングの権化」とも云うべき大坂(ds)のメリハリあるドラマティックな縦横無尽の立ち回り、並びに、適宜粘っこく超雄弁なグリン(b)のタフでマッチョで朗々たる(少々うるさ型の?)唄いっぷり、にも随所で多々スポットが当てられるなど、必ずしもピアノの一人主役ではない、色彩感に満ちたフレッシュな驚きも絶えぬ振り幅充分の道程が形作られながら、基本はあくまで明快でストレートな人情味溢れる大衆娯楽指向の正々堂々たるハード・バップ演奏、が和気あいあいそして溌剌と展開され、そうした中でやはり一座の花形を担う吉岡(p)の、絶えず余裕と節度を保って肩肘張らず気楽げに筆を走らせる、何の変哲もないがしかし泰然自若とした揺るぎなさをしっかり感じさせるアドリブ妙技が、聴く者を柔和に包み込んでくれるようなハートフルで芳醇な懐深い魅力を(朝飯前に)揮って秀逸だ。

→バップ・ピアノの正統らしいソリッド&スクエアーな硬質的ダイナミズム表現と、所謂ファンキー系統の粋で渋い吟醸的ブルース小節あるいは寛ぎ小唄風の玉転がし的ソウルフル・フレージング、とを確たる二本柱とし、曲によってはよりロマンティックでテンダーな美麗リリシストぶりも見せるが、終始一貫してその打鍵の進め様にはキッチリ抑制が利いており、一音一音を実に丹念に紡ぎ出して決して弾きすぎることなく腹八分目っぽいゆとりを残した程好く質素な流れに仕上げて、後には何とも風流でアジな余情がほんのり漂う、という、そうした、巧まずして十全に熟成された、さすがヴェテランならではの軽やかな語り口の妙は絶品。

01. The Days Of Wine And Roses 6:11
02. Norwegian Wood 6:59
03. Milestones 6:08
04. Sophisticated Lady 5:38
05. Blue In Green 4:49
06. Here's That Rainy Day 6:55
07. Alfie 5:45
08. What Are You Doing The Rest Of Your Life 6:09
09. C Jam Blues 7:23
10. These Foolish Things 6:27

大坂 昌彦 (drums)
吉岡 秀晃 (piano)
パット・グリン Pat Glynn (bass)

2019年11月25日サウンドシティ世田谷録音

レーベル:D-neo

在庫有り
見開き紙ジャケット仕様CD


明朗快活で極めてオーソドックスな、ブルースの旨味とリラクゼーションに溢れた色彩感ある粋渋ピアノ・トリオ会心打! CD THE TRIO BACCHUS / THE DAYS OF WINE AND ROSES[DNCD 23]

販売価格: 2,650円 (税込)
数量:
商品情報
D-MUSICA (ダイキムジカ)

★このレコーディングは僕が最近、ワイン・エキスパートの資格を取得した事に端を発する。ここ数年頼のプロデューサーである鈴木繁氏から吉岡秀晃さんとパット・グリンで、ワインを飲む時のお供になる様なアルバムを作ってみてはどうかと提案があったのだ。ジャズとワインのマリアージュへの挑戦である。
★華やかで豊潤な吉岡さんのピアノはまさに極上のヴィンテージワインを想起させるし、力強いパットのベースはさながらニューワールドのワインの様。僕としてもアサンプラージュのしがいがあるというものだ。ユニット名もワインの神であるバッカスから由来する。ジャズの録音スタジオとしては都内随一の定評がある、サウンドシティ世田谷でのレコーディングはすこぶるスムーズに進み、日が暮れる頃にはラストテイクを終えることが出来た。(ライナーノーツより抜粋)

Recorded on 25 November at Sound City Setagaya
Mixed by Masanori Hata
Exective Prooducer : Shigeru Suzuki
Art Direction & Design by Tadashi Kitagawa (Kitagawa Design Office)