ジャズのCD,LPをご紹介します。メジャーからマイナー、自主制作盤までジャズのCD,LPをお届け致します。



catfishrecordsをフォローしましょう

ホーム2020年6月REVIEWウォーム&ハード・ドライヴィングなコク旨ベースと綺羅星の如き花形ソロイスト達が織り成す50年代ユーロ・ハード・バップの至宝! CD OSCAR PETTIFORD オスカー・ペティフォード / BADEN-BADEN 1959 KARLSRUHE 1958 バーデン=バーデン 1959 カールスルーエ 1958
商品詳細
夭逝したモダン・ジャズ・ベースの開祖の一人=名匠:オスカー・ペティフォード(1922年米オクラホマ州オクマルギー生まれ、1960年デンマークのコペンハーゲンで死去)の、本盤は、晩年、=1958年から1959年にかけて、デュシュコ・ゴイコヴィチ(tp)、ラッキー・トンプソン(ss)、ロルフ・キューン(cl)、ハンス・コラー(ts)、アッティラ・ゾラー(g)、ヘルムート・ブラント(bs)らの錚々たる精鋭陣を招集した変動的コンボを率いて、旧西ドイツのバーデン=バーデン(スタジオ)並びにカールスルーエ(ライヴ)で吹き込まれた音源(5つのセッション)をまとめたレアかつ超充実の一編(※以前同じSWRから「Lost Tapes Germany 1958/1959」として出ていたものの、タイトル、ジャケットを一新した再発版)。重厚で芯のしっかり据わった、まろやかさや滑らかさとシャープなキレのよさや輪郭鮮明さを自ずと併せ持つ肉太ベース(ペティフォード)がイキイキとハード・ドライヴィングに躍動し、フロント陣(或いはピアノやギター)を力強く鼓舞する中で、鋭く突き立つ硬質なミュート・トランペット(ゴイコヴィチ)、半脱力調子でスイスイと波乗り遊泳するソプラノサックス(トンプソン)、クール・モダンで仄暗くレイジーそれでいて絶妙にパンチも利いたクラリネット(キューン)、リラクシング&ソフト・スムースでありつつ要所要所で敏活なアタック!もカマしてくるテナーサックス(コラー)、等々が伸び伸び&溌剌とさりげなく高密度に華やいだ見せ場を飾ってゆく、全体を通じモダン・ジャズ絶頂期のヨーロッパらしいその隆盛な活気が瑞々しくリアル・ダイレクトに伝わってくる痛快爽快内容。歌心とスイング感に潔くポイントを絞り込んだ、純正ハード・バップ(またある時はビ・バップ調になったりモダン・スイング〜中間派っぽくなったりも)・タイプのひたすら明快直球で超デリシャスな人情娯楽的真っ当演奏、が嬉々として愉しげに、なおかつ一定の節度や気品を保って小気味よく展開され、その行き方、道程はごく自然体で流麗滑脱、しかも巧まずして中身のギッシリ詰まった簡潔にして極めて濃密な仕上がりとなっており、全く見事。ペティフォード(b)の、こってりコクがあって表情多彩で闊達、そしてまたちょっと燻し銀っぽくもある十全に熟した吟醸味を漂わせるその、実に俊敏によく唄うハートウォーミングな(ドライヴ感も満点の)闊歩躍進ぶり、がさすが傑出して際立った濃厚な存在感を全編に渡り堂々悠々と揮いきっていて圧倒的で、また比較的出番の多いコラー(ts)の、ゲッツ辺りにも似た涼やかな寛ぎ感覚とイキのいい速射砲撃力を兼ね備えた、あくまで力は八分目の余裕ある瀟洒に洗練された流線的ブロウが、ソロイストの中ではとりわけセンスよくテイスティー・グルーヴィーでインパクト大。加えて、わりかしオーソドックスにバップしているゾラー(g)や、ヒンヤリ感と渋〜い仄暗さをスイスイ映し出すキューン(cl)、終盤近くに現れるバリトン3人組の精緻で理知的なアンサンブル、粛々とストイックっぽく硬角質な職人芸の繰り出しに終始するハンマーシュミット(p)の律儀一徹バッパーぶり、といった辺りもそれぞれに旨味たっぷりで印象的。

01. But Not For Me バット・ノット・フォー・ミー
02. Sophisticated Lady ソフィスティケイテッド・レディ
03. A Smooth One ア・スムーズ・ワン
04. O.P.
05. Minor Plus A Major マイナー・プラス・Aメイジャー
06. Poor Butterfly プア・バタフライ
07. Anusia アヌジア
08. My Little Cello マイ・リトル・チェロ
09. The Nearness Of You ニアネス・オブ・ユー
10. Yesterdays イエスタデイズ
11. All The Things You Are 君はわがすべて
12. Blues In The Closet ブルース・イン・ザ・クローゼット
13. Big Hassle ビッグ・ハッスル
14. Atlantic アトランティック
15. All The Things You Are 君はわがすべて (ライヴ 別テイク)
16. Blues In The Closet ブルース・イン・ザ・クローゼット (ライヴ 別テイク)

Oscar Pettiford オスカー・ペティフォード (bass, cello)
Dusko Goykovich ダスコ・ゴイコヴィッチ (trumpet on 01)
Lucky Thompson ラッキー・トンプソン (soprano saxophone on 02)
Hans Hammerschmid ハンス・ハンマーシュミット (piano on 02, 13-16)
Hartwig Bartz ハルトヴィヒ・バルツ (drums on 02)
Rolf Kühn ロルフ・キューン (clarinet on 03-07)
Jimmy Pratt ジミー・プラット (drums on 03-11)
Hans Koller ハンス・コラー (tenor saxophone on 04, 07-14, 16)
Attila Zoller アッティラ・ゾラー (guitar on 08-12, 15, 16)
Kenny Clarke ケニー・クラーク (drums on 12-16)
Helmut Brandt ヘルムート・ブラント (baritone saxophone on 13, 14)
Helmut Reinhardt ヘルムート・ラインハルト (baritone saxophone on 13, 14)
Johnny Feigl ジミー・ファイグル (baritone saxophone on 13, 14)
Rudi Flierl ルディ・フリール (alto saxophone on 13, 14)

01,02:1959年7月15日SWF Baden-Baden(スタジオ)録音
03〜07:1959年6月14日SWF Baden-Baden(スタジオ)録音
08〜11:1959年2月24日SWF Baden-Baden(スタジオ)録音
12〜14:1958年12月2日SWF Baden-Baden(スタジオ)録音
15,16:1958年12月3日SWF Jazz Session Stadthalle Karlsruhe(ライヴ)録音

レーベル:SWR Jazzhaus

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします
三つ折りデジパック仕様CD


ウォーム&ハード・ドライヴィングなコク旨ベースと綺羅星の如き花形ソロイスト達が織り成す50年代ユーロ・ハード・バップの至宝! CD OSCAR PETTIFORD オスカー・ペティフォード / BADEN-BADEN 1959 KARLSRUHE 1958 バーデン=バーデン 1959 カールスルーエ 1958[JAH 419]

販売価格: 2,080円 (税込)
数量:
商品情報
SWR JAZZHAUS

★モダン・ジャズ・ベースの巨人、オスカー・ペティフォードのドイツ、バーデン=バーデンとカールスルーエでのセッション盤。

★ペティフォードは、ジャズ・ベースのビバップ奏法の初期の実践者であると同時に、ジャズにおけるチェロ演奏の創始者としても歴史に名を残したミュージシャンです。これが録音された1958年に訪れたドイツ・ツアーですっかりバーデン=バーデンが気に入り、家族を連れて移住しました。その時にペティフォードにいち早く録音の場を提供したのが彼の大ファンであったドイツのジャズ・ジャーナリストでありプロデューサーのヨアヒム・ベーレント。
★アメリカから移住してきたペティフォードのために、地元の名手、トランペットのダスコ・ゴイコヴィッチやクラリネットのロルフ・キューン、ドラムのハルトヴィヒ・バルツばかりでなく、すでに有名な演奏家であったサックスのハンス・コラーやギターのアッティラ・ゾラー、そしてアメリカからはドラムのケニー・クラークやサックスのラッキー・トンプソンらをスタジオに招集しました。この後もスタンダード・ナンバーを中心とした録音が行われましたが、1960年9月8日にペティフォードが急逝。
★この録音は、偉大なビバップのスインギング・グルーヴ・ベースの巨人、オスカー・ペティフォードの芸術をしっかりと記録したアルバムとなっています。(新譜案内より)
(画像をクリックすると大きく見られます)
(画像をクリックすると大きく見られます)