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ホーム2020年5月 REVIEW2管+ヴィブラフォンのカラフルなリレーが小気味よい、苦味走ったハードボイルドかつブルージー・グルーヴィーな現代モード・ジャズ会心の一撃! 2枚組CD JASON PALMER ジェイスン・パーマー / THE CONCERT : 12 MUSINGS FOR ISABELLA
商品詳細
Ayva MusicやSteepleChase、Giant Step Artsよりの作品群に高い評価を得てきた、ボストンとニューヨークを行き来しつつ精力的に活躍している、グレッグ・オズビーとも親交深いコンポーザー肌の個性派黒人トランペッター:ジェイスン・パーマー(1979年ノースカロライナ州ハイポイント生まれ)の、今回は、過去作品でも組んでいたマーク・ターナー(ts)との2管フロントにヴィブラフォン(進境著しいジョエル・ロス!)の入ったクインテットによる、幾多の美術作品にインスパイアされた(半ストーリーライクな?)自作曲演奏が聴かれる2枚組の白熱ライヴ編。爽やかな涼感と硬質なパーカッシヴさを混在させつつリズミカルに躍るヴィブラフォン以下、リズム・セクションの瞬発力に長けた歯切れのいいダイナミック・スイング攻勢、に導かれて、フロント2管のピタリと息が合っていながら自然にほぐれた風合いもあるアンサンブルが清々しく旗めき、続いて、鋭い張りや破裂感とスモーキーなまろやかさ・朧さを併せ持ったトーンのトランペットが、甘さ控えめのハードボイルドでいて絶妙に脱力してもいるウネり流れるようなビター・テイスティー・ブロウ、を軽やかに紡いで凛々しく華を成し、一方、重厚でアグレッシヴな激烈さとチョイ不可思議な浮遊感覚や飄々さを表裏一体化させて、滑脱に宙を泳ぐテナーの半思索的プレイも悠然と拮抗を見せた、全体を通じ生々しいシャープなスリル〜サスペンスと流麗な美とがごくナチュラルに共存した音空間に、ひたすら小気味よくハマれる快調内容。形状も多岐に渡ったコンテンポラリーなビートに乗せての、今日流シリアス筋モード・ジャズの一典型らしい、苦味走った知的な抒情派アクションとも云うべき弾み跳ねるようにノリにノッたグルーヴ感満点の精悍熱演が、ワンポイントの余裕を保った上で颯爽と敏活に展開され、M-BASEファンクの成果を充分踏まえつつ敢えてよりストレートアヘッドめのモーダル・バピッシュ路線に立ち返ってきた、ようにも感じられる、ミステリアスでノワールそしてちょっとデカダンスな旨味と妖気漂う道程の中で、パーマー(tp)以下銘々の、中々変幻自在で幅のあるアドリブ奮戦が瑞々しい驚きをもって鮮度抜群に冴え渡り、秀逸。パーマー(tp)の、鋭く厳しく険しい表情でピリッとした奔放ハードな咆哮を轟かせたかと思えば、一転して伝統的なバップ・イディオムに則った渋旨なグルーヴィー節を堂々歌って見せたりと、その、気力もイマジネーションも充実しきった劇的インプロヴィゼーションが絶好調で、また、ターナー(ts)の、ダークで怪しくもしっかり芳醇な流線的遊泳吹奏や、ロス(vib)の、ブルースの美味しさとソリッド&スクエアーな抽象性の間をスイスイ往来する闊達ワザ、といった辺りも大いにデリシャスで好インパクト。

Disc 1:
1. A Lady And Gentleman In Black (Rembrandt)
2. Cortege Aux Environs De Florence (Degas)
3. La Sortie De Pesage (Degas)
4. Christ In The Storm On The Lake Of Galilee (Rembrandt)
5. A French Imperial Eagle Finial
6. Chez Tortoni (Manet)

Disc 2:
1. Program For An Artistic Soiree (Degas)
2. An Ancient Chinese Gu
3. The Concert (Vermeer)
4. Landscape With An Obelisk (Flinck)
5. Self Portrait (Rembrandt)
6. Three Mounted Jockeys (Degas)

※all compositions by Jason Palmer

Jason Palmer (trumpet)
Mark Turner (tenor saxophone)
Joel Ross (vibraphone)
Edward Perez (bass)
Kendrick Scott (drums)

2019年5月3日&24日ニューヨークシティのインターコンチネンタル・ニューヨーク・バークレイ=the InterContinental New York Barclay(ホテル)のthe Harold S. Vanderbilt Penthouseでのライヴ録音

レーベル:Giant Step Arts

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

四つ折りデジパック仕様2枚組CD



2管+ヴィブラフォンのカラフルなリレーが小気味よい、苦味走ったハードボイルドかつブルージー・グルーヴィーな現代モード・ジャズ会心の一撃! 2枚組CD JASON PALMER ジェイスン・パーマー / THE CONCERT : 12 MUSINGS FOR ISABELLA[GSA004]

販売価格: 3,050円 (税込)
数量:
商品情報
GIANT STEP ARTS

ジェイソン・パルマー豪華メンバーで臨む美術作品を題材にしたプロジェクト。

ボストンのニューイングランド音楽院で研鑽を積んだジェイソン・パルマー。セロニアス・モンク・インスティテュートはニューイングランド音楽院のジャズ・スタディーズ・プログラムと統合されており、学内だけでなく、学外でもコンサートを開催していました。そのうちの一つが、ボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー博物館で行われたコンサートでしたが美術館に空のフレームが展示されていることに気がついたとのこと。1991年3月18日に起きた美術品強盗事件から早30年。美術館のウェブサイトによると、「世界で最も大きな窃盗事件」でその日の早朝、警察官を装った2人の泥棒が警備員を制圧し、貴重なフェルメールを含む13点の大作を持ち去った。そしてイザベラ・スチュワート・ガードナーの遺言書にあったとおり美術館はそれ以来、空の額縁を展示することを余儀なくされたとのことです。(新譜案内より)

Produced by Jimmmy Kats and Jason Palmer for Giant Step Arts
Recorded live on May 3 and 24,2019 at the Harold S.Vanderbilt Penthouse at the InterContinental New York Barclay