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ホーム2020年2月REVIEW明るくタフで豪快かつ親しみやすい歌心に満ち満ちた人情肌テナー・ブロウがゴキゲンに冴える会心の逸品! CD BERNHARD WIESINGER ベルンハルト・ヴィーシンガー / NOTICE THAT MOMENT
商品詳細
★ウィーン音楽院や米バークリー音大に学び、ウィーンを拠点に活動しているオーストリアの中々キャリア豊富なテナー(&ソプラノ)サックスの実力者(音楽教職者でもある):ベルンハルト・ヴィーシンガー(1981年オーストリアのウィーン生まれ)の、満を持しての初リーダー・アルバム、=米ニューヨークへ乗り込み、ケヴィン・ヘイズ(p)、スコット・コリー(b)、ビル・スチュワート(ds)、という超一流アメリカン・リズムの強力なサポートを得たワンホーン・カルテット、によるスタジオ録音作。

★歯切れよく跳ねのいいリズム・セクションの勢いある、かつ精確巧緻なアタック・パワー満点のバックアップに頼もしくプッシュされながら、鋭い締まりやソリッド感としなやかな弾力性や丸みとが絶妙に一体化した味のあるトーンのテナーが、ある時はエネルギッシュ&パッショネートに、ある時は適宜脱力した調子で軽快瀟洒&ブルージー・ソウルフルに、ドライヴ感もみなぎったダイナミックそしてあくまでメロディアスな人情肌プレイを朗々と、流れるような滑らかさで愉しげに、ポジティヴげに紡いで雄渾芳醇この上なしの華を成した会心打内容。

★歌心とスイング感を何より大切にした、ブルース感覚にも富む徹頭徹尾ストレートアヘッドな正々堂々たる現代流正統派ハード・バップ快演、がひたすら嬉々溌剌と元気一杯に展開され、ヘイズ(p)の終始一貫、一バップ職人になりきってイキイキとした、精悍で中々ハードボイルドな鋭角的立ち働き以下、リズム隊のきっちりツボを心得つつも機略縦横なる半遊撃調サポートに、フレッシュ・スリリング&テイスティー・グルーヴィーに触発されて、ヴィーシンガー(ts)の、タフで勇猛闊達それでいて上手い具合に肩の力の抜けた滑脱な、加えて殊の外メロディー・センスに長けた極めて旨味潤沢なアドリブ妙技が、抜群の生鮮度をもって悠々と冴え渡っており、見事。

→テンポのある硬派で鋭敏でシリアスめの局面における、幾分かダークな思索性を孕んだ凛々しく険しい表情の、甘さを控えたアクション咆哮の迫真力(や、ある種の凄味とか?)、並びに燻したような渋味、が実に颯爽としていて大いに聴き惚れさせられるが、一方、歌物バラードや寛ぎ路線における繊細甘美なロマンティストぶり、或いはちょっとゴスペル・フォーキーな牧歌詩人的側面、更には、ソプラノに持ち替えてのリーブマンに迫るが如きシャープ&モーダル・アグレッシヴな囀りブロウ、辺りの転回にもバッチリ新味&揺るぎない説得力があり、しかもそうした全アプローチを通じて、ロリンズやゲッツ辺りにも似た明るく晴れ晴れとしたおおらかな歌謡フィーリングが決して絶えることはない、という、そのごく親しみやすくも何げに懐深い語り口は卓抜だ。

01. November 17
02. One Shakey Wakey
03. I Fall In Love Too Easily
04. Moment's Notice
05. All The Things
06. Fellowship (instrumental)
07. Boogle Woogle
08. Night Cap
09. Uma Relecao Permanente
10. All I Do
11. Fellowship (vocal)

Bernhard Wiesinger (tenor saxophone except 04, 08) (soprano saxophone on 04, 08)
Kevin Hays (piano except 09) (electric piano on 07, 09) (vocal on 11)
Scott Colley (bass)
Bill Stewart (drums)

2019年2月12日ニューヨークのSamurai Hotel Recording Studio録音

レーベル:Double Moon

在庫切れ
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デジパック仕様CD

明るくタフで豪快かつ親しみやすい歌心に満ち満ちた人情肌テナー・ブロウがゴキゲンに冴える会心の逸品! CD BERNHARD WIESINGER ベルンハルト・ヴィーシンガー / NOTICE THAT MOMENT[DMCHR 71372]

販売価格: 2,280円 (税込)
数量:
商品情報
DOUBLE MOON

■ウィーンに拠点を置くオーストリアのサックス奏者= ベルンハルト・ヴィーシンガーの堂々たるデビューアルバムにしてジャズファン悶絶の名作が登場しました!

■初作にしてケヴィン・ヘイズ、スコット・コリー、ビル・スチュワートが参加しているというこのバンド。豪華過ぎてびっくりです、その時点でもう期待値が勝手に上がってしまいそうですが、全く問題ありません。何故なら内容も抜群に粋でクールなストレートアヘッドジャズだから!非常にスタイリッシュに、滑らかな発音で歌い上げるベルンハルトさんのサックス、それを堅実に支えつつ適度にオカズを入れ込んでいく猛者たちのバンド、もう最高です。本作は19年の2月にニューヨークで録音されたそうですが、それもまた確かにこのメンバーの熱を封じ込めるに相応しいロケーションだったに違いありません。

■作曲能力の高さも重要です。7 曲を自作曲で占めつつも、3 曲目"I Fall In Love Too Easily" なんていうスタンダードのど真ん中と並べても全く遜色ない楽曲には驚くばかりです。対する10 曲目"All I Do" は御大スティーヴィー・ワンダーの名曲ですが、スタイリッシュなファンクビートの原曲をジャズバラードで見事に調理しちゃいました。また最後に収録されている"Fellowship" という曲ではケヴィン・ヘイズが歌っている(!) なんていうサプライズも…でもこれがまた渋味と洗練が入り混じっていて良いんですよ。

■そして何よりも言いたいのは4 曲目"Moment's Notice"。このアルバム名からして恐らく大好きなんでしょうコルトレーン、ということは分かりますが、この楽曲のアレンジが心底素敵です。ハッドバッピングな疾走感が特徴だった原曲に対して、本作では少しBPM を落としてしっとりと歌い上げる曲調へ変化。そうしたらこれがまた素晴らしくて…人によってはコルトレーン自身のテイクよりも断然こっち、なんて人もいるでしょう…。

■サックスファンは当然のこと、オーセンティックなジャズもので良い質感のものを探している方にはうってつけ。きっと数年後には名盤として騒がれているであろう本作、是非早めに聴いてみてください!(メーカーインフォ)