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ホーム2020年1月REVIEWしっとり潤い豊かでロマンティック&エレガントなポーランド発・瑞々しさ格別の超快適寛ぎ世界 CD KUBA STANKIEWICZ クバ・スタンキエヴィチ / (REVISIONS) INSPIRED BY ROMAN STATKOWSKI
商品詳細
米バークリー音大に学び、オスカー・ピーターソン賞を受賞、ワシントンDCで行われたセロニアス・モンク国際ジャズ・コンクールでは準優勝を果たし、自国ポーランドで精力的に活躍しつつアルバムも着々と発表してきた、既にヴェテランの域に入るキャリア豊富な敏腕ピアニスト:クバ・スタンキエヴィチ(1963年ポーランドのヴロツワフ=Wroclaw生まれ)の、今作は、ポーランドの作曲家:ロマン・スタトコフスキ(1859-1925)作のオペラ:「マリア」をベースとしつつ、それを独自の現代ジャズに編み換えた演奏を聴かせる、という意欲的なコンセプチュアル編。編成は、サックス(ss/ts)入りカルテットで4曲、ピアノ・トリオで3曲。きめ濃やかで端正な、潤いや透明感にも富む美麗タッチのピアノが、一つ一つ丁寧に音を選んで優しく誠実真摯そうに詩的ロマンや哀愁的情景をしっとりと映し出し、歌い上げて、何とも瑞々しく爽やかな感動に満ちた幽遠なる絵を飾り、一方、ソフト・テンダーで温もりに満ちたまろやかなサックス吹鳴も、心地よい人肌感&包容力あるハートフルな魅力を悠々と放って美味なる彩りを添えた、全編を通じ瀟洒でマイルド・リラクシングな真心溢れる妙演の連続に、ホッと和ませてくれる快適内容。インティメイトな寛ぎと研ぎ澄まされ洗練されたエレガンスが共存する、バラード(的コンセプト)を基調とした、徹頭徹尾メロディアス指向・リリカル指向の親しみやすくも格調を感じさせるロマネスク奏演、がセンシティヴかつスインギーに展開され、安定していつつもわりかし手の込んだフェイントを差し挟む面もあるベース&ドラムの、芸の細かい表情多彩なサポートにしっかり支えられ、また刺激されながら、スタンキエヴィチ(p)やロテム(ss,ts)の肩肘張らない自然体調子の、余裕と節度ある旨味たっぷりのアドリブ妙技が生鮮流麗に冴え渡って素晴らしい。スタンキエヴィチ(p)の、折り目正しく控えめでありながら結構含蓄深くクール・スウィートに浪漫を唄う、デリカシーやニュアンスに殊の外富んだメロウな語り口が、美味豊潤そして清新この上なしの卓抜な魅力を揮っており、かたやロテム(ss,ts)の、ゲッツの流れを汲んだ波乗り調子のリラックスしたテナー・ブロウや、より鋭いキレのあるソプラノでのメランコリックな憂愁節など、あくまで繊細さを失わない丹念なフレーズ形成も好印象。

1. Andante Con Moto
2. Moderato Tranquillo
3. Allegro Animato
4. My God! How Fast Time Is A-Running...
5. Andantino Con Moto
6. Long Live The Voivode!
7. Ah!, Nothing In The World Shall Stay, For Death Shall Wipe It All Away

Daniel Rotem ダニエル・ロテム (soprano saxophone on 2, 7) (tenor saxophone on 4, 6)
Kuba Stankiewicz クバ・スタンキエヴィチ (piano, arrangement)
Darek Oleszkiewicz ダレク・オレシュキエヴィチ (bass)
Tina Raymond チナ・レイモンド (drums)

2018年8月米カリフォルニア州ロサンジェルス郡グレンデールのトライトーン・レコーディング・スタジオ録音

レーベル:Anaklasis

在庫有り
デジパック仕様CD


しっとり潤い豊かでロマンティック&エレガントなポーランド発・瑞々しさ格別の超快適寛ぎ世界 CD KUBA STANKIEWICZ クバ・スタンキエヴィチ / (REVISIONS) INSPIRED BY ROMAN STATKOWSKI[ANA 008]

販売価格: 2,450円 (税込)
数量:
商品情報
Anaklasis

上質なポーランド・ジャズの新レーベル!

◆ 1945年にクラクフで設立された同国最大級の音楽出版社で、主に楽譜やクラシック、ジャズ、映画音楽等の書籍の出版を手がけている「ポーランド音楽出版社(PWM Edition)」が新たに設立したレーベル (Anaklasis(アナクラシス))

豊かな歴史と伝統を持ち、情熱的で人間味溢れる国が育んできた、近年注目を浴びている優美で上質なポーランド・ジャズを続々とリリースしています。ポーランド・ジャズ、東欧ジャズのファンは要注目!

■アメリカのバークリー音大で学び、オスカー・ピーターソン賞を受賞、ワシントンDCで行われたセロニアス・モンク国際ジャズコンクールではセミ・ファイナルへ進出したポーランドのリーディング・ジャズ・ピアニスト、クバ・スタンキエヴィチのピアノ・トリオ&カルテット作品。サンクトペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに学んだポーランドの作曲家、ロマン・スタトコフスキ(1859-1925)のオペラ「マリア」をベースに、美しいハーモニーと優しく魅力的なメロディを全面的に活かしたロマンティックで現代的なジャズ。4曲でソプラノ・サックス、テナー・サックスを吹いているダニエル・ロテムの柔らかいサウンドもポイント。全体的にはクラシカルでありながら、どことなく都会的で洗練されたリズムやテンションが絶妙に組み込まれた魅惑のポーランド・ジャズです。(新譜案内より)