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ホーム2019年10月REVIEW徹頭徹尾ストレートアヘッドな、苦味走った硬派にして人情味溢れるド直球の現代モーダル・ハード・バップ会心打! CD ASTA (André Ceccarelli - Sylvain Beuf - Antonio Farao - Thomas Bramerie) / PASSERS OF TIME
商品詳細
★大ヴェテラン・ドラマー:アンドレ・チェッカレッリ(1946年フランスのニース生まれ)を中心に、シルヴァン・ブフ(ts,ss)(1964年フランスのパリ生まれ)、アントニオ・ファラオ(p)(1965年イタリアのローマ生まれ)、トマ・ブラムリ(b)(1965年フランスのベルジュラック生まれ)、という個性派&実力派の精鋭陣が顔を揃えた、4者対等で銘々の頭文字を並べてグループ名とした強力4人組ユニット:ASTAの一作。曲は各人持ち寄りの(または共作や4者の即興による)オリジナル。

★鋭敏でダイナミックで表情多彩、そして推進パワーも抜群な、全方位から速射速攻的に遊撃してくるが如きドラム&ベースの突き上げ躍動ワザ、に上手くプッシュされ、煽られながら、苦味走ったハードボイルド&アグレッシヴなサックス(テナー中心)や、熱情性とエレガンスを併せ持った歯切れよくイキのいいピアノ、らがメリハリ充分でパンチもバッチリ利いたドラマティックな華を成してゆく、旨味濃厚にして歯応えある誠に壮快な好投内容。

★現代流モード系硬派ハード・バップの本道を勇猛凛然と驀進する、内なるパッションがひたすらシャープにハジけ続けるような精悍この上なしのスカッとした熱演が展開され、チェッカレッリ(ds)のドスと迫真力ならびにスピード感に満ちた意気溌剌たる爆撃攻勢も、絶えずさすが圧倒的な存在感〜威風を放ちつつの、シャキシャキ行軍する道程の中で、花形役を担うブフ(ts,ss)やファラオ(p)の、徹頭徹尾ストレートアヘッドな練達したアドリブ妙技が中々高密度・高濃度に冴え渡って、全く快調だ。ブフ(ts,ss)の、コルトレーン的な激烈さ・執拗さ・熱さと、ヨーロピアンな洗練味やインテリジェンス&クールネス、とが絶妙に掛け合わされた、ズシッと芯も据わった骨太い吹鳴が風格堂々の映えを見せており、一方ファラオ(p)の、エネルギッシュ&パッショネートでありながら同時に端正な美や爽涼さを絶やすことのない、実に華麗な指捌きも文句なしに清々しい。

01. Two Places (Antonio Farao) 3:58
02. Early Time (Sylvain Beuf) 5:10
03. Ballade Pour Valerie (Sylvain Beuf) 5:12
04. Les Rues Se Retrouvent (Antonio Farao) 4:37
05. 4433 (Sylvain Beuf) 6:24
06. Histoire Alternative (Thomas Bramerie) 5:01
07. Last One (Antonio Farao) 6:22
08. M Theory (Thomas Bramerie) 5:19
09. Passers Of Time (Linx / Ceccarelli, Arcadio) 5:56
10. Improvisation For Asta (ASTA) 4:28
11. Mr Henri (Henri Giordano) 3:24

Sylvain Beuf (tenor saxophone, soprano saxophone)
Antonio Farao (piano)
Thomas Bramerie (bass)
André Ceccarelli (drums)
David Linx (vocal on 09)

2018年12月15日-18日 フランス録音

レーベル:Bonsai Music

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

デジパック仕様CD

徹頭徹尾ストレートアヘッドな、苦味走った硬派にして人情味溢れるド直球の現代モーダル・ハード・バップ会心打! CD ASTA (André Ceccarelli - Sylvain Beuf - Antonio Farao - Thomas Bramerie) / PASSERS OF TIME[BON 190302]

販売価格: 2,200円 (税込)
数量:
商品情報
Bonsai Music

巨匠ドラマー、アンドレ・チェカレリ、『West Side Story』から20年を経て中心メンバーを再招集。骨太なシルヴァン、磨きがかかるファラオ、ベースに職人ブラメリメンバー4人の頭文字をグループ名にして力を結集した演奏!

★ヨーロッパにおいて、ゆるぎない巨匠ドラマーの域に達するアンドレ・チェカレリを中心としたカルテット作品。ただし、アンドレ・チェカレリ自らもいうように、本グループは、“アンドレ・チェカレリ・カルテット”というものではなく、“メンバー全員がリーダー的で対等なカルテット”。その意味合いから、グループ名はメンバー全員の頭文字をとって、“ASTA”と名付けられています。

★1997年9月、チェカレリは、Sylvain Beuf, Antonio Faraoと、Remi Vignoloを迎えて、『West Side Story』を録音。その作品は、90 年代にまさに頭角を現して存在感を放った Sylvain Beuf, Antonio Farao といった勢いあふれる若手をフィーチャーしたことで、話題となりましたが、それから20年あまりを経ての演奏にも、同じようなパワーがみなぎります。

★チェカレリはバンドを結婚していた夫婦にたとえながら、“ASTA は、結婚していた人とは別れてしまったものの、妻はこれからも妻であると意識して、再婚を考えるようになった人のよう。長い期間を経つつもメンバーを大切に思い、再結成を図った”とのこと。一方、サックスのシルヴァンは“このバンドは、今まで自分が演奏してきた中でシンプルかつ、ベストなカルテット”と語り、アントニオ・ファラオも“長い年月の隔たりがありながら、信じられないほど素晴らしい演奏になった”と語っていますが、メンバーそれぞれの言葉は、音楽が饒舌に語ります。

★楽曲もメンバーそれぞれが持ち寄ったもので、4人全員がミディアム・テンポ~アップ・テンポで、ドライヴ感も抜群にキレのよい演奏を繰り広げた 11 曲。しなやかなシンバルとダイナミックなドラミングを聴かせるチェカレリ、中央にどっしりと核をつくるブラメリのベース、骨太なテナーとアグレッシヴなソプラノを聴かせるシルヴァンのサックス、圧倒的なスピード感でモーダルなフレーズを織り込んでいくファラオのピアノ。また、クールに切り込むリンクスのヴォーカル ( 渋い語りのようでもあり、またそこが粋)を後半で入れたところには、演出の妙を感じさせます。

★2018年12月フランス録音。かつては、チェカレリの元に胸を借りていた若手も経験を積み上げて中堅となった今。これぞ、ヨーロッパのカルテット・サウンド!!という演奏を聴かせてくれます。(新譜案内より)