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ホーム2019年 7月REVIEWテナー&ピアノ&ドラムの変則トリオによる今までにないコンテンポラリー・ロマネスク・アクション会心打! CD KEVIN HAYS, MARK TURNER, MARC MIRALTA ケヴィン・ヘイズ、 マーク・ターナー、 マーク・ミラルタ / WHERE ARE YOU
商品詳細
★ピアノのケヴィン・ヘイズ(1968年ニューヨーク州生まれ、コネチカット州グリニッジ育ち)、テナーサックスのマーク・ターナー(1965年オハイオ州フェアボーン=Fairborn生まれ)、ドラムのマーク・ミラルタ(1966年スペインのバルセロナ生まれ)、という、現代ジャズ界の最前線を全力で疾駆する、いずれも進取性に富んだ突出個性派かつ実力派の精鋭スター=猛者3人が組んだトリオによる、各々持ち寄りのオリジナル・ナンバーをメイン・レパートリーとした(パーカー曲、オーネット曲も1曲ずつ)極めてユニークで濃密な必殺編。

★端正でエレガントそれでいて鋭角的キレがあり硬質堅牢でもある思索性孕んだピアノ、妖しくちょっと不可思議な浮遊感覚とストレート・ダイナミックなパンチや弾力っぽさ〜バウンドっぽさを併せ持った滑脱に響くテナー、細密でシャープな突きor斬り込みワザとけたたましく雷を落とすようなワイルド・ストロングなアタック!とを交差させながら迫力満点に遊撃してくる中々手数の多いドラム、の3音体が、互いの動静にセンシティヴに感応し合いつつサスペンスフルなインタープレイと大層美しいアンサンブルを並行体現してゆく、緩急はあるも概ねメロディアスな抒情性が尊守された、ワン&オンリーの趣を呈するカラフルかつスリリングこの上なしの敢闘内容。

★リズム・スタイルは多種多様で予断を許さずメリハリ(やフェイント的奇襲性?)に富むが、ほぼ一貫してわりかし分かりやすい歌心並びにブルース・フィーリングを堅持した、しかし「所謂オーソドックスなストレートアヘッド・ジャズの本道」からは自ずと外れた、あくまで現代流・今日流の全く独自なリリカル・アクション的妙演が、慎重さと豪胆さの両極端を往来しながら抜群の鮮度をもって展開され、3者の中では最もハード・バピッシュな旨口のグルーヴ感を絶えず醸成する爆発的でいて結構手堅くもあるミラルタ(ds)と、どちらかと云えば非バップ的な固有のコンテンポラリー路線に血道を上げる風なターナー(ts)&ヘイズ(p)、の鬩ぎ合い〜拮抗ぶりも大いにエキサイティングに、銘々の、自在なイマジネーションがハジけるが如き、圧倒的な新しさを感じさせるインプロ攻勢が実に快調だ。
★ターナー(ts)の、変幻で奔放そして飄々さも仄めく、ふんわりと宙を遊泳するような本領発揮の掴みどころなき流麗ブロウや、ヘイズ(p)の、モーダル・メカニックだったりちょい牧歌調でフォーキーだったりと、どこまでも頭脳的に練り上げられた文脈を形成するも、決して美を失うことのない誠に端麗鮮麗でロマネスクな語り口の妙など、さすが燦めく華と無双のオリジナリティに溢れた、忘れ難い孤高なソロの名場面が目白押し。

01. Year Of The Snake (Mark Turner) 5:22
02. Pedra d'Aigua (Marc Miralta) 6:28
03. Donna Lee (Charlie Parker / arr. by Kevin Hays) 2:45
04. Elena (Marc Miralta) 7:24
05. Please Remember Me (Kevin Hays) 8:00
06. Nigeria (Mark Turner) 5:15
07. Where Are You? (Kevin Hays) 6:29
08. Addaia (Marc Miralta) 4:39
09. Law Years (Ornette Coleman) 8:09
10. Waltz For Wollesen (Kevin Hays) 7:21

Mark Turner (tenor saxophone)
Kevin Hays (piano)
Marc Miralta (drums)

2018年2月14&15日ニューヨークシティ-ブルックリンのThe Bunker Studio録音

レーベル:Fresh Sound

こちらで試聴できます。

在庫有り
CD

テナー&ピアノ&ドラムの変則トリオによる今までにないコンテンポラリー・ロマネスク・アクション会心打! CD KEVIN HAYS, MARK TURNER, MARC MIRALTA ケヴィン・ヘイズ、 マーク・ターナー、 マーク・ミラルタ / WHERE ARE YOU[FSRCD 5103]

販売価格: 2,300円 (税込)
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商品情報
FRESH SOUND

意欲的でヴァーサタイルな活躍を続ける人気ピアニスト、ケヴィン・ヘイズ、洗練された流線型の現代的ブロウで常に注目を浴び続けるマーク・ターナー、OAMトリオでマーク・ターナーと共演歴もあるキレよく小気味よい機動的ドラムが魅力のマーク・ミラルタ。浮遊しつつソリッドに引き締まり、又、ゆるやかにメロディを聴かせる、各々の楽器パフォーマンスの個性を存分に発揮した精鋭3人によるトリオ演奏。抑制しながら端正な質感で歩を進める独特の演奏に現代感覚が溢れる注目の作品です。

Recorded at The Bunker, Brooklyn, New York City, February 14 & 15, 2018

Sound engineer: Todd Carder
Mixed & mastered by Katsuhiko Naito
Fotography: Imre Barta
Cover Photo by Kevin Hays