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ホーム御予約商品マイルド・ロマンティックな優しい耽美性とハード・スリリングな速攻スパイス力が細密に融和連動した独創的リリカル・ピアノ CD SHAHIN NOVRASLI / FROM BAKU TO NEW YORK CITY
商品詳細
クラシックの修練を十全に積んだ後、ジャズに転向し、ソロ、トリオ、カルテット、クインテットなど、幾種かのフォーマットで精力的に活動しつつ、アルバムも着々と発表してきた(Buta、Multisonic、Bee Jazz、Jazz Village他)、アゼルバイジャン出身の個性派ピアニスト:Shahin Novrasli(1977年アゼルバイジャンのバクー生まれ)の、Jazz Villageからの2作目となる本盤は、米勢リズムと組んだトリオによるフレッシュな気合みなぎった快作。端正で清澄豊潤、それでいて骨太く硬質な堅牢さをも備えた、キレがあって中々ニュアンスに富むクリスタル風タッチのピアノが、マイルド・テンダーでロマンティックな半牧歌的詩情傾向や、音数多くスピード感溢れるアクロバティカルとも云えそうなダイナミック・アクション、そして時には極めてオーソドックスでスクエアーなバップ・イディオム、更にはよりダークでビターなシリアス筋のサスペンス的行き方、といった異種混合型のメリハリあるドラマティックなプレイを滑脱に紡いで、瑞々しくきららかな独創性充分の華を成した好演内容。硬軟・剛柔を巧みに往来しつつの、耽美的な浪漫指向と曲芸師的な激烈殺陣っぽさとが各々目一杯のヴォリュームで自ずと破綻なく掛け合わされた、風な何げにワン&オンリーの確たるオリジナリティを感じさせる躍動型リリカル奏演が、終始フレッシュ・スリリングに力強く推し進められてゆき、ベース&ドラムの、ツボを心得ながら適宜不穏な起爆力や奇襲性をも的確に発揮する、自在で遊撃的・攻略的サポートに上手く煽られて、Novrasli(p)の、骨芯はしっかり据わっているが同時に大層変幻でもある独自の吟遊詩人的な語り口が、濃やかにして絶えず揺るぎなく毅然げに、ストロングに冴え渡って全く鮮麗だ。→現代ヨーロッパ抒情派ピアノの典型を示した、クールでデリケートでスウィート・エレガントな唯美的アプローチもイイが、そうした、しっとりとした柔和でまろやかなバラード寄りの文脈と同時並行的に現れる、特有のクラシック或いはエキゾティズムの色合い(ちょっと妖しいフォーク・テイスト?)を含んだ、結構ハードな打楽器調・半幾何学調の速攻鋭角フレージングのピリッとしたスパイス感にこそ、無双の神髄が揮われている印象もあり、端麗優雅だが決して予断を許さず安心していられない道程を、最後まで誠に清新に楽しませてくれる。

1. Both Sides Now
2. 52nd Street Theme
3. Night Song
4. Shahin's Day
5. She's Out Of My Life (solo piano)
6. Salt Peanuts
7. Memories (solo piano)
8. Stella By Starlight
9. Cry Of Gulchura (piano & bass duo)

Shahin Novrasli (piano)
James Cammack (bass except 5, 7)
Herlin Riley (drums except 5, 7, 9)

2019年作品

レーベル:Jazz Village

御予約商品
CD
入荷予定時期:2019年8月中旬 受注締切:2019年7月7日
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。


マイルド・ロマンティックな優しい耽美性とハード・スリリングな速攻スパイス力が細密に融和連動した独創的リリカル・ピアノ CD SHAHIN NOVRASLI / FROM BAKU TO NEW YORK CITY[JV 570166]

販売価格: 2,350円 (税込)
数量:
商品情報
JAZZ VILLAGE

アゼルバイジャン、バクー出身の鬼才ピアニスト、Shahin Novrasli。Jazz Village第2弾作品。

★クラシック音楽の専門教育を受けたのち、アゼルヴァイジャンの民族音楽 = ムガムとジャズの融合を成し遂げた音楽家ヴァギフ・ムスタファ・ザデの影響のもと、ジャズに目覚めたというシャヒン。2014 年には、アリ・ホーニグを迎えた作品をフランスのBee Jazzからリリースし、マルシアック・ジャズ・フェスティヴァルをはじめ、ヨーロッパ屈指のジャズ・フェスにも出演。着実な活動をみせています。

★本作は約 2 年ぶりとなる新作。以前の作品では、ヴァギフ・ムスタファ・ザデの影響が色濃く、ムガム・ジャズの流れを現代に継承する存在というイメージもありましたが、本作は、本人の世界観を反映したオリジナリティと、ルーツ的なものが自然に融合した印象があります。

☆意外にもオープニングはジョニ・ミッチェルの“Both Sides Now”(邦題:青春の光と影)で、物憂い印象もある原曲の世界を、軽やかなタッチと端正なハーモニーで織りなして披露。また5曲目では、マイケル・ジャクソンのバラード・ナンバー“She’s Out Of My Life”をセレクト。晩年のオスカー・ピーターソンをほうふつとさせるようなゴスペル的なアレンジ/ハーモニー・センスと共に、繊細なタッチで奏でる演奏には、今までのシャヒンの諸作にはない、美的センスが遺憾なく発揮されています。
☆しかし、鬼才ぶりも至るところで披露。“52ndStreet Theme”“Salt Peanuts”といったモンク、ディジー・ガレスピーの名曲に超絶のイントロを付け、意外性に富んだ演奏を見せるほか、チック・コリアからも影響を受けたことを証明するような高速のモーダル・フレーズを繰り出す演奏は、圧巻そのもの。8 曲目の“ステラ~”も含め、スタンダードのアレンジには
鮮烈なものがあります。
☆一方、オリジナルも秀逸。“Shahin's Day”と本人の名前を冠した楽曲は、鋭いインタープレイの応酬が聴ける一曲。7 曲目の“memorie's”は、今までの中心路線であったムガムの哀愁のフレーズをクラシック的なタッチと即興を渾然一体と融合させた展開。この演奏には、お隣の国、アルメニアのティグラン・ハマシアンとも共鳴するものがあります。

★2014年、あこがれのアーマッド・ジャマルと出会い決定的な影響を受けたというシャヒン。そのジャマルのリズム・セクションと共に、切り拓いた確固とした、新しい世界。注目の一作です。 (新譜案内より)