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ホーム2019年 6月REVIEW繊細優美でテンダー・ロマンティックかつしっかりテイスティー・グルーヴィーな匠のワザが冴え渡った抒情派ピアノ・トリオの神髄! CD 大石 学 ピアノ トリオ OHISHI MANABU PIANO TRIO / 飛翔 HISYOU
商品詳細
イーストワークスや澤野工房そしてこの月下草舎等からの作品群に好評を集め、ここ近年もソロや女性ヴォーカルとのデュオ、などのアルバムを中々のハイペースで次々リリースしつつ円熟した快進撃を続けている、キャリア豊富な個性的抒情派ピアノの逸材:大石学(1963年横浜生まれ)の、これまでの第1弾、第2弾も大好評だった、米木康志(b)&則武諒(ds)とのレギュラー・トリオによる、山梨のペンション:月下草舎でのライヴ録音シリーズ、待望の第3弾が登場。きめ濃やかで端正、そして、しっとりとした清涼な潤いや透徹な光沢を湛えるかのような、水晶あるいは水滴の如き瑞々しさ一杯なクリーン・タッチのピアノが、詩情と浪漫と歌心に満ち満ちた、なおかつ力強いダイナミズムやグルーヴ・センスも自ずと備える、極めて折り目正しくセンシティヴな「美旋律の泉」たる流麗プレイを丹念に紡いで、何ともきららかで生鮮この上なしのさすが卓抜なる華を成し、ウォーム&ドライヴィングに朗々とよく唄うベースや、中々パワフル&シャープに砲撃アタックをカマしてくるドラム、らの助演もスリリング&カラフル(&テイスティー)にシカと魅力を際立たせた、その、空間に立ち昇る幽遠とも云うべき奥深い雅趣と小気味よく歯切れのいいノリ、とにひたすら快適に浸れる白眉の充実内容。抒情派・耽美派ピアノ・トリオのこれぞ紛いなき鑑、と言える、徹頭徹尾メロディアス&エレガントで当意即妙なインタープレイ・タイプの迫真サスペンスや仄かな浮遊感覚、加えて勿論安定した抜群のスイング感も欠かさない、端麗滑脱な行き方が続き、米木(b)&則武(ds)の何げに縦横無尽で実に的確な機動的サポート、に上手くノセられ、刺激されながら、大石(p)の、リキみなくたおやかに流れるようであり、それでいて繰り出される一音一音には揺るぎない必然性や確たる信念、説得力をしっかり感じさせる、巧まずして十全に研ぎ澄まされ磨き抜かれた匠の語り口が、誠にアザやかに冴え渡っていて素晴らしい。→ビル・エヴァンスを更にクール化&デリケート化したような落ち着いたロマンティシズム表現や、キース・ジャレットもしくはラーシュ・ヤンソン辺りにも底通するマイルド・フォーキーな牧歌調、独特な「和」の趣、日本的情緒を仄めかしつつの優しくも切々たる感動溢れる哀愁路線など、そういったポエティック&ファンタジックで典雅かつロマネスクなアプローチに遺憾なく本領が発揮されているが、その筆致は非常に美しい反面、言語感覚の根幹を成しているのが結構バップ&モード由来の力学的な殺陣アクション・イディオムであったり、アーシー&ファンキーな伝統的ブルース・ランゲージであったり(そうした要素は端々に垣間見える)と、当然ではあるもののリアル・ジャズ・ピアノの本道から決して外れない、さりげなく一本太い骨芯の通った鳴音のあり様、筆の進め様はバランスも絶妙でこの上なく好もしく味わい深さも格別だ。見事。

1. Crescent-大阪北新地
2. Gemini
3. 0607
4. Continuous Rain
5. 雨音
6. 飛翔
7. Vanguard-気仙沼
*all compositions by Manabu Ohishi

大石 学 Ohishi Manabu (piano)
米木 康志 Yoneki Yasushi (bass)
則武 諒 Noritake Ryo (drums)

2018年9月29日 月下草舎(山梨県北杜市小淵沢町)でのライヴ録音

レーベル:月下草舎

在庫有り
国内制作・デジパック仕様CD


繊細優美でテンダー・ロマンティックかつしっかりテイスティー・グルーヴィーな匠のワザが冴え渡った抒情派ピアノ・トリオの神髄! CD 大石 学 ピアノ トリオ OHISHI MANABU PIANO TRIO / 飛翔 HISYOU[GEKKA 0006]

販売価格: 2,500円 (税込)
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商品情報
★米木康志と則武諒とのレギュラー・トリオによる、山梨のペンション:月下草舎でのライヴ(2018年9月29日)の模様を収めた一編。