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ホーム2019年 6月REVIEW意気溌剌で晴々朗々の人情娯楽的オーソドックス・バップ・ピアノ妙技がおおらかに冴え渡る痛快ライヴ! 2枚組CD the EROS ジ エロス (後藤浩二 加藤雅史 江藤良人) / WARM FEELINGS
商品詳細
★出身地である名古屋を拠点に活躍し、リーダー作も着々発表して同地ジャズ・シーンの顔役的存在ともなった、正統派モダン・ピアニスト:後藤浩二(1973年愛知県名古屋市生まれ)、を中心とし、ヴェテラン・ベーシストの岡田勉(1948年愛媛県南宇和郡生まれ、2013年死去)、ドラムの江藤良人(1973年三重県鈴鹿市生まれ)、を迎えて2005年に名古屋で活動をスタートさせたピアノ・トリオ:the EROS(ジ エロス)。
★2009年にはファースト・アルバム:「Quiet Thrill」(jazz inn LOVELYでのライヴ)を吹き込み(Kuku Labelよりリリース)、2013年に岡田が他界した後は、岡田の遺志を継ぐ加藤雅史(1955年生まれ)が新たに加入して活動を続けてきたが、本盤は、前作から10年ぶりとなる待望のセカンド・アルバム、=前作と同じ名古屋のjazz inn LOVELYで実況録音(2018年10月)された、2枚組のライヴ作品。
★バネとドスが十二分に利いていながら一音一音が実によく歌っているバウンド跳躍感満点なベースや、剃刀の如くシャープな斬り口で精確に空をスライスしてゆくような律動力抜群のドラム、らに頼もしくプッシュされながら、歯切れのいい硬質さ・骨太さと流暢なスムース感や潤いを兼備した、小石を転がす風なおいしいタッチのピアノが、親しみやすい明快な歌心と、陰影に富んだ渋〜いバップ&ブルースのフィーリング、をナチュラルに掛け合わせたメロディアスかつダイナミックな、抒情味も充分の吟醸的プレイを丹念に、そしてリズミカルに綴って、悠々とテイスティー・グルーヴィーこの上なしの絵を飾った好演内容。
★平易で旨口なメロディー・センス〜歌謡性と、威勢よくキレのある立体力学的スイング感、に潔くポイントを絞り込んだ、伝統的なブルージー・ハード・バップの王道を確固と突き進む、迷いもブレもなく好もしい信念やオーソドックス・ジャズの美学を感じさせるおおらかで愉しい娯楽活劇調の行き方、が溌剌調子で続き、加藤(b)や江藤(ds)の何げに表情多彩な機略性ある活躍も、そこかしこでバッチリきららかに魅力を放つ中、主役を担う後藤(p)の、リキみなく自然体の伸びやかさや一定のリラックス気分(烈しい立ち回り場面でも心はどこか寛いでいる、みたいな?)を堅持しつつ、晴々朗々と端麗瀟洒節を滑脱に紡ぐアドリブ奮戦がひたすらスッキリと、青嵐が吹き抜けるように冴え渡って誠に清々しい。
→バップ・イディオムを使ったハードでスクエアーそしてちょっとくすみ翳ったシブみも漂う殺陣風アクションや、ブロック・コードを活かした小粋でイナセなファンキー・フレージング、更には、アメリカン小唄路線の本道を真っ直ぐに歩む和み系アプローチ、といった「オーソドックス中のオーソドックス」「真っ当中の真っ当」とも云うべき正攻法妙技に、さすが揺るぎない練達さ・醸熟さ(熟成感)が遺憾なく揮われているが、その一方、オリジナル・ナンバー等における、マイルド・テンダーにしっとり優しく哀愁的ロマンティシズムを映し出す、辺りの現代感覚溢れる端正(でちょいポップ)な美旋律家ぶりや、敏速疾走調の立ち回りが佳境に入ってくると思わず飛び出すアクロバティカルな熱気渦巻く凸凹ダイナミズム攻勢!、などの巧まずして全く独自な筆致の滑らせ様にもこれまた瑞々しい煌きがあり、2枚組の長丁場を一時も飽きさせない。

Disc 1:
1. RecordaMe (Joe Henderson)
2. First Song (Charlie Haden)
3. Nostalgia (後藤 浩二)
4. SHIROKO (江藤 良人)
5. You Are My Everything (Mort Dixon Harry, Warren Joseph Young)
6. Utakata (後藤 浩二)
7. The Nearness Of You (Ned Washington, Hoagy Carmichael)

Disc 2:
1. The Fool On The Hill (John Lennon, Paul McCartney)
2. The Rainy Day (江藤 良人)
3. Art Deco (Don Cherry)
4. In A Sentimental Mood (Duke Ellington)
5. Hey Jude (John Lennon, Paul McCartney)
6. This Is New (Ira Gershwin, Kurt Weill)
7. La Rencontre (後藤 浩二)

<the EROS ジ エロス>
後藤 浩二 (piano ピアノ)
加藤 雅史 (bass ベース)
江藤 良人 (drums ドラム)

2018年10月24日,25日 愛知県名古屋市のjazz inn LOVELYでのライヴ録音

レーベル:Kuku Label

在庫切れ
近日再入荷予定

国内制作・見開きW紙ジャケット仕様2枚組CD

意気溌剌で晴々朗々の人情娯楽的オーソドックス・バップ・ピアノ妙技がおおらかに冴え渡る痛快ライヴ! 2枚組CD the EROS ジ エロス (後藤浩二 加藤雅史 江藤良人) / WARM FEELINGS[KUKU 0006]

販売価格: 3,000円 (税込)
数量:
商品情報
KUKU LABEL

ジ・エロス待望のセカンドアルバム「Warm Feelings」。

★2009年1stアルバム「Quite Thrill」から10年振りに、ホームグランドであるjazz in LOVELY(名古屋市)で行われた2daysライブを収録。

★後藤浩二、江藤良人らのオリジナルメンバーに加え、新たにベーシスト加藤雅史を迎えた新生ジ・エロスのRe:Start作品。そして超豪華な2枚組。ファンには嬉しい1stCD「Quite Thrill」からの「The Fool on the Hill」、江藤良人の名曲「SHIROKO」、「The Rainy Day」も再録音。ラストは後藤浩二のとても美しい「La Rencontre」で余韻を残しアルバムは終了。この音を聞けばあの日、あの時の暖かい気持ちを思い出す必聴の作品。(新譜案内より)

<プロフィール>
2005年に、後藤浩二,岡田勉,江藤良人の3人で結成されたトリオ「the EROS(ジ・エロス)」。日本ジャズ界の宝でもあったベースの岡田勉亡きあと、岡田の遺志を継いだ加藤雅史を新メンバーに迎え、美しいピアノの後藤浩二、日本屈指のドラマーの江藤良人による新生エロスが誕生。2009年に1stアルバム「Quite Thrill」をリリースし、今回10年ぶりとなる2ndアルバム「Warm Feelings」をリリース。