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ホーム2019年 6月REVIEW徹頭徹尾ストレートアヘッドな清新さみなぎる、そしてヨーロピアンな折り目正しい精巧さも備わった正統派ピアノ会心打! CD FRED NARDIN TRIO フレッド・ナルダン / LOOK AHEAD
商品詳細
パリ・シーンで活躍、トリオによる一作:「Opening」を2017年にjazz familyから発表して好評を博し、また、2013年に逝去した現代ピアノの名匠:マルグリュー・ミラーが生前にその演奏を賞讃していたという、勢いある上り坂の若手ピアニスト:フレッド・ナルダン(1987年フランス-ブルゴーニュのサン=レミ生まれ)の、前作と同一メンバーのトリオを率いた最新アルバム。骨太く硬角質で輪郭のクッキリした、揺るぎない堅牢性を感じさせる、それでいて端正でもあるストーン風タッチのピアノが、ある時はモーダル・ダイナミックに哀愁と熱情織り混ぜつつ烈しく突撃疾走し、ある時はファンキー&ソウルフルに粋でイナセなブルース節を唄い、またある時は力学性とクールネスを共存させた独自の軽やかなアクションを朗々と決め、更には、ロマンティック&メロウ・ムーディーな思索性漂う物憂きバラード世界をしっとりと描出して、といった具合に、中々多彩でいてあくまでストレートアヘッドな正攻法プレイを、抜群の精確巧緻さをもって滑脱敏活に紡いで、文句なくスカッとした清爽なる華を成し、ベース&ドラムの雄弁で歌心溢れるアタッキングなサポートもノリノリかつこってり旨口な妙味をバッチリ発揮した、全編歯切れよく威勢のいい闊歩驀進ぶりにごく快調にノセられるスマッシュヒット編。硬派王道にして親しみやすいデリシャスなメロディー・センスも潤沢に備わった、モダン・ジャズの伝統にしっかり深く根を下ろす極めてオーソドックスな真っ向勝負の現代ハード・バップ奏演、が意気溌剌と展開され、ナルダン(p)の、腰を据えて伸びやかに躍動し、悔いなく完全燃焼する明朗直球な立ち回り=アドリブ妙技が、どこまでもスッキリすがやかに胸のすくような、吹き抜ける青嵐っぽい煌きを呈して全く爽快だ。→ハンコック以降のモード・ピアノの正統然とした、パワフルで鋭角なダイナミズムや立体的メカニズムと哀歌・憂歌的な深い抒情性を併せ持つ、変にクセのないさっぱりした生鮮度も満点の敏捷アクティヴ・スタイルを根幹とし、よりオールド・ファッションな吟醸的ファンキー語法や、クラシック・ピアノの修練に立脚したとも思しきジェントル・エレガントな荘厳さ仄めくアプローチ、といった転回も要所要所に現れて上手く興趣が散らされ、個性は充分。

01. Colours
02. Just Easy
03. Look Ahead
04. Three For You
05. New Direction (rap voice & 手拍子? only)
06. One Finger Snap
07. Prelude To ≪ Memory Of T. ≫ (solo piano)
08. Memory Of T.
09. Prelude To ≪ In The Skies ≫ (solo bass)
10. In The Skies
11. Prayers (piano & bass duo)

Fred Nardin (piano)
Or Bareket (bass)
Leon Parker (drums)

2019年フランス作品

レーベル:Naïve

在庫有り
デジパック仕様CD



徹頭徹尾ストレートアヘッドな清新さみなぎる、そしてヨーロピアンな折り目正しい精巧さも備わった正統派ピアノ会心打! CD FRED NARDIN TRIO フレッド・ナルダン / LOOK AHEAD[NJ 6992]

販売価格: 2,180円 (税込)
数量:
商品情報
NAIVE

★セシル・マクロリン・サルヴァントの活動初期の一角もつとめた才能、現在32歳、フランスの注目ピアニスト、本領発揮作品!!
★伝統と革新の理想的な融合を見せる逸材マルグリュー・ミラーも絶賛したピアニストのレギュラー・トリオ新作。

★1987年フランス、ブルゴーニュ出身の若きピアニスト、フレッド・ナーディンによる才気あふれるピアノ・トリオ作品!!

★ 2017 年に『Opening』をリリース。本作は同トリオでの 2 年ぶりの新作となります。

★トリオの最初のきっかけになったのは、2008 年、パリのクラブ、Sunset/Sunsideでナーディンがレオン・パーカーに出会ったこと。その後、2016年にNYで再会を果たしたナーディンに、レオンがイスラエル出身の注目のベーシストのオル・バレケットを紹介。2 人と共演したナーディンは、最初の一音を出した時から、特別なものを感じたとのこと。一方、ドラマーのレオンは当初、リハーサルや、コンサートの後に、様々なフィードバックをナーディンに伝え、その言葉は易しいではなかったものの、非常に前向きで発展的なものでもあったとのこと。そのレオンの後押しにも、創作意欲を駆られて行ったようです。

★2017年に作品(『Opening』)を発表したのちには、2018 年にかけてツアーも敢行。本作には、そうしたトリオの積み重ねによる発展が至るところに刻印されて、音楽がなされています。

★ナーディンは、伝統と革新、コンテンポラリーなフィールが理想的にブレンドしたアーティスト!!

★シンプルなドラムセットをして革新的なリズムで NY から世界中に向けてオリジナルなグルーヴを発信してきたレオン・パーカーとのトリオにより、オープニングは、コンテンポラリーでスタイリッシュな疾走感あふれるピアノを披露。しかし、2曲目では、ミディアム・テンポで、スウィング感も抜群なリズムに、ブルージーなハーモニー・センスを感じさせるピアノを聴かせます。また、セロニアス・モンクあたりからの強い影響を見せ、その名も(Plelude to )Memory of T.と題するM7.8は、ソロにトリオに、妙味あふれるパフォーマンスを聴かせてくれます。

★実は、今や、当代のナンバー1ヴォーカリストとなったセシル・マクロリン・サルヴァントのバックもつとめて、『Woman Child』にはアレンジも提供しているナーディン。そのセシルのバンド・メンバーとしてフェスに出演して、交流をもったマルグリュー・ミラーも、ナーディンを絶賛していますが、トラディショナルなスタイルからブルース / ソウルのフィールを体得して、新しいサウンドを開拓するスタイルは、マルグリューの系譜に連なるピアニストと位置付けられるでしょう。また、選曲や、メンバーとの共通性から、アーロン・ゴールドバーグあたりのピアニストともつながるセンスも感じさせます。ハービー・ハンコックの名曲M6に見せるモーダルなフレージングをアップテンポで弾き切るセンスは、まさに注目です。

★近年ではまた、スタインウェイを有するプライベートのアパートメントで、アラン・ジャン・マリーを筆頭に、フランス縁の 9ピアニストの演奏を収録したボックスセット『At Barloyd's』(Jazz&People/JPBX 818000) でも顔をのぞかせた存在。現在 32 歳。今後も楽しみです!! (新譜案内より)