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ホーム2019年 1月REVIEW アンニュイ&メランコリックな憂き浪漫と小粋で渋いブルースの旨味を併せ持った独創的リリカル・ピアノ会心打! CD YONATHAN AVISHAI ヨナタン・アヴィシャイ / JOYS AND SOLITUDES
商品詳細
精鋭ユニット(4人組):Third World Loveやアヴィシャイ・コーエン(tp)、オメル・アヴィタル(b)らのサイドで遺憾なく英才を揮い、自身のリーダー・アルバムもJazz & Peopleから2作品リリースして好評を得ていた、主にフランスを拠点として活動している個性派ピアニスト:ヨナタン・アヴィシャイ(1977年イスラエルのテルアヴィヴ生まれ)の、今回は、過去2作でも組んでいた2人との鉄壁トリオによるECMからの勝負作(録音エンジニアはステーファノ・アメーリオ)。端正で精緻な、歯切れよくクッキリとした輪郭を呈するクリアー・タッチのピアノが、仄暗くアンニュイに心象をスケッチするような半メディテーショナルな行き方と、正攻法のブルージー・バピッシュな粋筋フレージング(もしくはモーダル・ダイナミックな凛々しいアクション技)、を絶妙に交差させつつの、哀愁溢れるビタースウィート風味のメランコリック・プレイを流麗に紡いで、瑞々しくも余情豊かな絵を飾った好演内容。ヨーロピアン浪漫派、的な耽美性と詩情に富んだ繊細アプローチを基調としながら、しかし並行してわりかしストレートアヘッドなグルーヴ感やダイナミズムそして吟醸的旨味を湛えた文体、も随所に顔を出す、中々ユニークなバランス感覚で成り立ったワン&オンリーのリリカル演奏、が濃やかに展開され、予断ならぬ一触即発のトライアングルなインタープレイ色を多々含んだ、ベース&ドラムのサスペンス一杯の遊撃的サポートに上手く刺激されつつ、アヴィシャイ(p)の、ある時はじっくりと内省世界の奥底へ深く降りてゆくような、ある時はマイルドで優しい牧歌調の吟遊ロマンを悠々描写、またある時は飄々と軽やかに舞い躍るが如き瀟洒な小唄節を繰り出す、という、何げにメリハリの利いたあくまでメロディアスな、だが決して甘すぎない陰影あるアドリブ妙技が風雅に冴え渡って、実に快調だ。→妖しくちょっと隠微な物憂きダーク・ドリーミー・フレージングと、晴朗でおおらかな開放感ある親しみやすいまろやかめ・フォーキーめの節回し、の両極端にそれぞれ確固たる揺るぎない妙味=本領が発揮されており、しかもその根底には結構ファンキーだったりアーシーだったりの渋旨なブルース・フィーリングがしっかり息づいていて、そうした、巧まずして自在な振り幅を有する懐の広い鳴音のあり様は、誠に新鮮で唯一無二。

1. Mood Indigo
2. Song For Anny
3. Tango (solo piano)
4. Joy
5. Shir Boker
6. Lya
7. When Things Fall Apart
8. Les Pianos de Brazzaville

Yonathan Avishai (piano)
Yoni Zelnik (double bass except 3)
Donald Kontomanou (drums except 3)

2018年2月スイス-ルガーノのAuditiorio Stelio Molo RSI録音
(engineered by Stefano Amerio)

レーベル:ECM

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

スリーヴケース仕様CD



アンニュイ&メランコリックな憂き浪漫と小粋で渋いブルースの旨味を併せ持った独創的リリカル・ピアノ会心打! CD YONATHAN AVISHAI ヨナタン・アヴィシャイ / JOYS AND SOLITUDES[ECM 675 1624]

販売価格: 2,350円 (税込)
数量:
商品情報
ECM

★イスラエル/フランス人ピアニスト、ジョナサン・アヴィシャイはトランぺッター、アヴィシャイ・コーエンの作品『Into The Silence』『Cross My Palm With Silver』などに参加し大きな貢献を果たしてきているが、並行してこの5年間自身のプロジェクトを進めていた。
★今回はそのトリオ初の作品!パリを拠点にするイスラエル人ベーシスト、ジョニ・ゼルニク、 ギニア/ギリシャ系フランス人ドラマー、ドナルド・コントマヌーを従えたトリオで” Modern Times Trio”と呼び名でも知られる。
★オープニングはデューク・エリントンの “Mood Indigo”。アヴィシャイ曰く、「エリントンは今でもモダン・ピアニストでありモダンなコンポーザー」,そのほかはオリジナルが続くが、アヴィシャイは幅広い音楽、自身の様々な体験に言及し、 “Les pianos de Brazzaville”ではコンゴ共和国への旅を思い出す。
★“Tango” では Dino SaluzziとAnja Lechneの『Ojos Negros』へのリスポンス、さらに “When Things Fall Apart” ではソウルメイトのアヴィシャイ・コーエンからインスパイアを受ける。伝統に趣を置いたピアノ・プレイながら今の時代ならではのオリジナル、そしてブルースやスウィングなど、表現の幅広さが圧巻。
(新譜案内より)

Recorded at Lugano’s Auditiorio Stelio Molo RSI, in February 2018
Engineer : Stefano Amerio
Cover : Fidel Sclavo
Liner photos : Caterina di Perri
Design : Sascha Kleis
Produced by Manfred Eicher.