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ホーム2018年11月REVIEW圧倒的に瑞々しいヨーロッパ・フリー・インプロ黎明期の超鮮麗なる名演が横溢する傑作ライヴ!!! CD VARIOUS ARTISTS (DON CHERRY, MARION BROWN, EVAN PARKER, JOHN STEVENS 他) / FREE JAZZ MEETING - BADEN BADEN '67
商品詳細
ドイツのバーデン=バーデンで(毎年?)開催されている国際的なフリー・ジャズ・フェスティヴァル:「Free Jazz Meeting」は1966年にスタートし、現在も「the SWR NewJazz Meeting」と名称を変えて継続しているが、本盤はその第2回、=1967年開催時の、ドン・チェリー、マリオン・ブラウン、エヴァン・パーカー、アルベルト・マンゲルスドルフ、ジョン・スティーヴンスら、(いずれも若く)錚々たる顔ぶれが集結しての白熱したステージの模様を捉えた、貴重なレア・ライヴ・アルバム。トラック毎にメンツの異なる全4曲が聴かれる。→#1はジーン(ジャンヌ)・リー(vo)、アルベルト・マンゲルスドルフ(tb)、ギュンター・ハンペル(vib)らのクインテットによる演奏・演唱。リー(vo)の、神妙で端正なポエトリー・リーディング風で滑り出しながら、やがてはスキャット型のダイナミック・アクションや、奇声全開で獰猛に叫び呻くフリー・ヴォイス攻勢、にも自在に転じ、巡り巡って落ち着いた朗読詩っぽいスタイルに帰結する、その変幻なる激動的ドラマティック熱唱が、とりわけ突出した圧巻の超濃い存在感を鮮烈に振りまいている他、マンゲルスドルフ(tb)の奇天烈でシュールだがどこか吟醸的ブルージー・ソウルも仄めく飄々とした遊泳闊歩ぶりや、ハンペル(vib)のアブストラクトとスピリチュアルの間を流麗に往来する疾駆・疾走の様、といった辺りも各々アジな魅力をバッチリ放っていて好印象。#2はマリオン・ブラウン(as)、ペーター・コーヴァルト(b)、スヴェン=オキ・ヨハンソン(ds)のトリオ。ブラウン(as)のアグレッシヴでパッショネートな情魂味みなぎる熱い咆哮と、コーヴァルト(b)&ヨハンソン(ds)の歯切れよくも生き物のようにちょっと粘着的に絡みついてくる大遊撃!、との丁々発止のやりとりがすこぶるフレッシュ・スリリング。#3はA・マンゲルスドルフ(tb)、エヴァン・パーカー(ss)、P・コーヴァルト(b)、ジョン・スティーヴンス(ds)のカルテット。異形で怪奇で硬質的だが同時に不思議なユーモラスさや牧歌性をも帯びた、フロント2管の浮遊飛翔の様が何ともテイスティーで鮮麗。特にパーカー(ss)の純粋抽象性に徹してハード&シャープに宙を斬り裂いてゆく、簡潔かつ濃密な完全燃焼ぶりが極めて瑞々しく際立っており、一方これらを根底から烈しく揺さぶり、半暴虐的に突き上げまくるスティーヴンス(ds)の情け容赦なきゲリラティック・アタック!も、これまた問答無用のヤバイ昂揚感を齎して秀逸。そして#4は、ドン・チェリー(tp)、E・パーカー(ss)、J・スティーヴンス(ds)他2ベース入りのクインテット。腰を据えて迷いなく強硬にピュアなアブストラクト美学を徹底追求するかの如き、渾沌にして精悍軒昂なフリー・インプロヴィゼーションが一切の妥協を排して厳然・毅然と展開され、とりわけチェリー(tp)の屈強かつ軽妙なる飄遊咆哮の様や、パーカー(ss)のひたすらピリッとした怪異そして求道的な高濃度の抽象派驀進ぶり、更にはそこへ不穏&激烈に突っ掛かってくるベース陣の好戦的ウネウネ攻撃、などが危ういほどの眩いキレ、鮮やかな映えを見せていて、全く見事。・・・といった具合で、ヨーロッパ・フリー黎明期のこの上なく清新な斯界の活況・隆盛具合が生々しく体感できる、出色の充実作。

1. Andalusian Proverb
2. Cubis
3. Jepa
4. Relationship

#1. Andalusian Proverb:
Jeanne Lee (vocal, voice)
Albert Mangelsdorff (trombone)
Gunter Hampel (vibraphone)
Buschi Niebergall (bass)
Pierre Courbois (drums)

#2. Cubis:
Marion Brown (alto saxophone)
Peter Kowald (bass)
Sven-Åke Johansson (drums)

#3. Jepa:
Albert Mangelsdorff (trombone)
Evan Parker (soprano saxophone)
Peter Kowald (bass)
John Stevens (drums)

#4. Relationship:
Don Cherry (trumpet)
Evan Parker (soprano saxophone)
Peter Kowald (bass)
Buschi Niebergall (bass)
John Stevens (drums)

1967年12月16-18日(旧西)ドイツ バーデン=バーデン(Baden-Baden)でのライヴ録音

レーベル:Hi Hat

在庫有り
CD


圧倒的に瑞々しいヨーロッパ・フリー・インプロ黎明期の超鮮麗なる名演が横溢する傑作ライヴ!!! CD VARIOUS ARTISTS (DON CHERRY, MARION BROWN, EVAN PARKER, JOHN STEVENS 他) / FREE JAZZ MEETING - BADEN BADEN '67[HHCD 3107]

販売価格: 2,160円 (税込)
数量:
商品情報
★1966年から開かれた"Free Jazz Meeting" 現在も名称を変えて継続中。本作は2回目の開催となる1967年の演奏の4曲収録した貴重なCD作品。