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ホーム2018年11月REVIEWバップ、ファンキー、哀愁浪漫、ラテン情趣がフレッシュに交錯する現代メインストリーム・ピアノ・トリオ会心の一撃! CD AARON GOLDBERG アーロン・ゴールドバーグ / AT THE EDGE OF THE WORLD
商品詳細
★ジョシュア・レッドマンやマーク・ターナー、ベティ・カーターらのサイドで名を上げ、J CurveやSunnysideから着々と気合の入ったリーダー・アルバムを発表、自己のレギュラー・トリオの他、企画ユニットのOAM Trio、Yes Trioでも圧倒的な支持を獲得し、近年すっかり風格を増してきた感のあるキャリア豊富な現代ジャズ・ピアノの人気スター:アーロン・ゴールドバーグ(1974年マサチューセッツ州ボストン生まれ)の、従来とはまた趣を違えた新生トリオ(withマット・ペンマン-b&レオン・パーカー-ds他)を率いての、前作から4年ぶりとなる待望のニュー・アルバム。
★歯切れよくも弾力感ある、石と団子の中間ぐらいの中々いい按配な端麗タッチのピアノが、ある時は明るく軽快に歌謡的メロディーを奏で、ある時はクール&センシティヴに憂愁漂う奥深いロマンティシズム世界を描写、またある時はバピッシュorモーダルorファンキーに腰を据えてストレートアヘッドな渋旨ワザを繰り出して、メリハリ充分で色彩感にも富んだドラマティックな華を成し、ドラム(パーカッション類やスキャット的ヴォーカルも効果的に活用)&ベースの、生き物の如く当意即妙・変幻自在で遊撃性に殊の外秀でた超フレキシブルなサポートも、スリル並びにグルーヴを的確に高めて頼もしい魅力を発揮した、親しみやすくも深くアジな幽玄を秘めたさすが練達の会心打内容。
★浮遊感や正三角形インタープレイっぽさを強めた心象スケッチ風の耽美路線あり、真っ向勝負でダイナミックにスイング驀進するハードボイルド・アクションあり、ラテン寄りリズムで飄々とノリにノる半ダンサブル趣向もあり、の変化・抑揚に富んだ、しかし一貫して抒情性やメロディーの美を大切にしつつの躍動型リリカル奏演がイキイキと展開され、ゴールドバーグ(p)の、振り幅は大きいがあくまで肩の力を抜いて自然体調子で伸び伸びと得意技の披露に興じきる、といった感じの、巧まずしてよく練り上げられ、熟成された語り口の妙が余情豊かに冴え渡っており、全く快調だ。
★→アンニュイで物悲しいバラード・タイプの繊細な浪漫表現や、リズミカル&ちょっとユーモラスに飄遊するラテン節、などもイイが、本盤ではとりわけ、要所要所にピリッと引き締め効果の如く現れるオーソドックスな硬派4ビート・ナンバーにおける、バップやブルース(〜ファンキー系)の伝統にしっかり深く根を下ろしたその紛いなきメインストリーマー気質のシブいアプローチ、の確固たる揺るぎなさ・ブレのなさにこそ、無双の真価が顕れている感があり、説得力も抜群、懐広さも格別。

1. Poinciana (Nat Simon, Buddy Bernier)
2. Luaty (Aaron Goldberg)
3. Isn't This My Sound Around Me (Bobby Hutcherson)
4. When You Are Near (Bobby Hutcherson)
5. Effendi (Mccoy Tyner)
6. En La Orilla Del Mundo (Martin Rojas) (solo piano)
7. Black Orpheus (Manha De Carnaval)
(Luiz Bonfá, Antonio Maria / arranged by Guillermo Klein)
8. Tokyo Dream (Aaron Goldberg)

Aaron Goldberg (piano)
Matt Penman (bass except 6)
Leon Parker (drums, vocal, percussion, embodirhythm) (except 6)

2018年作品

レーベル:Sunnyside

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CD

バップ、ファンキー、哀愁浪漫、ラテン情趣がフレッシュに交錯する現代メインストリーム・ピアノ・トリオ会心の一撃! CD AARON GOLDBERG アーロン・ゴールドバーグ / AT THE EDGE OF THE WORLD

販売価格: 2,180円~2,420円 (税込)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
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商品情報
SUNNYSIDE

現代屈指のピアニスト、アーロン・ゴールドバーグ4年振りのトリオ作
メンターでもある鬼才レオン・パーカーを復活に導き10 年・・・
マット・ペンマンを迎えた究極のトリオ!チャーリー・ヘイデン『ノクチューン』での演奏でも知られるM6のソロも感動的

★1974年生まれ、数々の演奏キャリアを重ね、今や、現代トップのピアニストの一人と言って過言のない、アーロン・ゴールドバーグ。実に4年振りとなる最新トリオ作品。

★ボストンに生まれ、1990年代初頭にニュースクールで音楽の才能を現すと共に、ハーバードおよび、タフト大学で学位を取得するという異色のキャリアももつアーロン。しかし再び96年にはNYに戻り、本格的に活動。ジャズ・アーティストとしての登竜門的なバンドであったベティ・カーターのバンドも経ての活躍は、現在では広く知られる通りでしょう。ジョシュア・レッドマン、アル・フォスター、ウィントン・マルサリス、カート・ローゼンウィンケル他、大御所のバンドでのジャム・セッションなども経ながら、先輩格のバンドにも引き入れられ、一方では、後人の憧れのピアニストとして屈指の存在といえます。

★本作はそんなアーロンが、メンターの一人であるレオン・パーカーと共に結実させた音楽の結晶。

★1965年生まれのレオン・パーカーは、90年代に鬼才的なドラマー/パーカッショニストとしてシーンに頭角を現し、2人は92年に記念すべきギグを得て、活動を重ねますが、パーカーが2001年にフランスに移住。それ以来、パーカー自身の活動はスローになり、シーンから雲隠れ。しかし、類まれなセンスをもった2人。再会を機に、また創造的な歯車が大きく動き出します。フランスでドラマーを探していたアーロン。一方、以前の演奏記憶に興味をもったレオン・パーカー。二人は10年の時を経ながら、ギグにいたり、リハーサルも無しだったにも関わらず、演奏は予想外のものに到達。結果、パーカーの復活も促して行くことになります。

★経済的には一筋縄でいかなかったものの、a French-American Jazz Exchange (FAJE) の助成も得てさらに前進。ツアーも決行したあと2人は究極の選択としてマット・ペンマンを招き、トリオを結成。バンドとしての演奏曲目も発展させていきます。そんなドラマを経ての演奏には、商業主義や、企画的なものとは別次元の、シンプルに成り立った音楽のしなやかな強さがあります。

☆アーマッド・ジャマルの演奏によって有名な“ポインシアナ”をオープニングにして、伝統的なジャズのフォームに則りながら、輝きをもつトリオの演奏は正に白眉。パーカーのユニークなヴォーカルやボディ・パーカッションも効果的に響かせ、プリミティヴなものを見せる瞬間もあり、ハッチャーソン/ マッコイ・タイナーといったアーティストをリスペクトしながら、スリリングなインプロを聴かせる演奏あり。一方、チャーリー・ヘイデンの『ノクチューン』のオープニングでも蘇った“En La Orilla Del Mundo”は、深い情感が滲む感動的な演奏。慈しみ深く奏でられるピアノ・ソロはアーロン・ゴールドバーグの才能も物語ってやみません。一転、ブラジル音楽へも深い造詣をもつアーロンが、朋友ギジェルモ・クラインのアレンジで斬新に聴かせる“黒いオルフェ”ではプリパード・ピアノや、パーカーのヴォイスもフィーチャー。また2つの異なるオリジナルも魅力的。M2は、アンゴラの政治的な活動家であり、ラッパーであるLuaty Bei raoに捧げた崇高な美しさと芯の強さを感じさせるアーロンのコンテンポラリーな側面があり、ラストは、ズバリ、モダンな響きをもったブルース・・・このオリジナルの幅も興味深いところです。

★それぞれの楽曲8曲が独自の響きをたたえつつ、作品として物語も紡いでいく作品。長く共演を重ね、演奏を深めてきたトリオならではの表現。リューベン・ロジャース/エリック・ハーランドとのレギュラー・トリオとも、オメル・アヴィタル/マーク・ミラルタとのOAMトリオとも、アリ・ジャクソン・ジュニアをドラマーにしたYes Trio とも違う味わい。現代を代表するピアニストのまぎれもないマイルストーン的作品の登場です! (新譜案内より)