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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > GUITAR耽美的牧歌性と渋旨なブルース・テイストを併せ持ったスリルある端麗リリシズム世界 CD WOLFGANG MUTHSPIEL ウォルフガング・ムースピール / WHERE THE RIVER GOES
商品詳細
★グラーツの音楽校でクラシック・ギターを学んだ後、エレキでのジャズ演奏にも開眼、80年代半ば、米バークリー音大や米ニューイングランド音楽学校へ留学し、パット・メセニーにも認められてゲイリー・バートンのグループに参加、一躍脚光を浴び、その後は自国オーストリア(やドイツ他、ヨーロッパ広域)とアメリカを頻繁に行き来しつつ、自己の小コンボや企画ユニットなど、様々なフォーマットでプレイ、ウィーン・アート・オーケストラの花形レギュラーとしても人気を博し、また、女性歌手:レベッカ・バッケンとの未来派的コラボや、マーク・ジョンソン&ブライアン・ブレイドとの連名トリオ企画、更には、現代音楽的ストリング・トリオや修道院僧コーラスとの共演など、常にチャレンジングなプロジェクトに精力的に取り組んできた、コンテンポラリーな新感覚派ギターの個性的スタイリスト:ウォルフガング・ムースピール(1965年オーストリアのユーデンブルク=Judenburg生まれ)。
★今回は、B・メルドーやA・アーキンムシーレら、前作:「Rising Grace」(2016)とほぼ同じ顔ぶれのクインテット(ドラムのみ前作のブライアン・ブレイドから今回はエリック・ハーランドに交代している)を率いての、自作曲メインの好調作。透明感と濁りが絶妙に合わさった、豊潤でシャープなトーンのギターが、ブルース・ロック調のイキな旨口傾向と牧歌的フォーキーさを細密に融和させ、更に伝統的なバップ・テイストも隠し味っぽく効果覿面に仄めかす、という、基本はコンテンポラリー気質のブルー&アンニュイな妖麗プレイを濃やかに紡いで、味わい深くもミステリアスにちょっと儚げな華を成し、抑えを利かせてモーダル・バピッシュかつかっちりスクエアーに硬質なグルーヴ感を体現する陰影濃いピアノや、おおらかな吟遊詩人のようでもあるゆったり伸び伸びと哀歓を歌うビタースウィートなトランペット、らの活躍もそれぞれに存在感〜スター性抜群のおいしさたっぷりな彩りを添えた、全編を通して瑞々しくも奥行き豊かな感動をじっくりと満喫できる高密度内容。
★多岐に渡った今風のリズミカル・ビートに乗せての、緩急はあるもほぼ一貫してバラード的な落ち着いた浪漫に支配された、一種の「紀行詩集」の如き流麗にしてしっかりスリリングなリリカル奏演が展開され、ベース&ドラムの遊撃機略性に殊の外長けた変幻自在なサポートに上手くノセられ、煽られなら、ムースピール(g)、アーキンムシーレ(tp)、メルドー(p)らのバッチリ個性の濃い、そして何げに奔放なアドリブ奮戦が鮮烈に見せ場を分け合って、中々予断を許さないフレッシュな驚きと旨味に満ちた道程が全く活き活きと形成されており、見事。
★ムースピール(g)の、現代流のフォーク・ポエット風キャラで典雅に魅了する一方、よりオールド・ファッションなバップ・アクションも的確に盛り込んで渋い吟醸味もシカと立ち昇らせる、結構振り幅大きく滑脱劇的な立ち働きや、アーキンムシーレ(tp)の開放感と深いメランコリー滲む憂愁節、メルドー(p)の繊細にして嬉々溌剌たるストレートアヘッダーぶりなど、各人の独創性&意外性充分の必殺インプロヴィゼーションが冴えに冴え渡って、繰り返し聴いても聴くたびに意表を衝く新発見のある、さりげなく超充実の音世界に仕上がっている。

1. Where The River Goes
2. For Django
3. Descendants
4. Clearing
5. Buenos Aires (solo guitar)
6. One Day My Prince Was Gone
7. Blueshead
8. Panorama (guitar & drums duo)

Wolfgang Muthspiel ウォルフガング・ムースピール (guitar)
Ambrose Akinmusire アンブローズ・アーキンムシーレ (trumpet)
Brad Mehldau ブラッド・メルドー (piano)
Larry Grenadier ラリー・グレナディア (bass)
Eric Harland エリック・ハーランド (drums)

2018年2月フランス Pernes-les-FontainesのStudios La Buissonne録音

レーベル:ECM

在庫有り
国内盤CD

耽美的牧歌性と渋旨なブルース・テイストを併せ持ったスリルある端麗リリシズム世界 CD WOLFGANG MUTHSPIEL ウォルフガング・ムースピール / WHERE THE RIVER GOES[UCCE 1174]

販売価格: 2,500円 (税込)
仕様:
数量:
商品情報
ECM

★現代ECMを支えるオーストリア出身のギタリスト、ウォルフガング・ムースピールの米・ダウンビート誌で5つ星を獲得したの2016年の前作『Rising Grace』に並ぶ傑作アルバムが完成。

●ECMから4枚目となるオリジナル・アルバムで前作『ライジング・グレイス』に続き、ブラッド・メルドー(p)、アンブローズ・アーキンムシーレ(tp)、ラリー・グレナディア(b)らが参加、そしてエリック・ハーランド(ds)が加わった超強力な演奏メンバーでメルドー作曲の7曲目「ブルースヘッド」以外の7曲目は、全てムースピール自身のオリジナル楽曲で構成。

●ECMらしい耽美な音像から各メンバーの洗練されたソロへと流れていく#1「ホウェア・ザ・リヴァー・ゴーズ」、ハーランドの見事なドラミングと幽玄なアーキンムシーレのトランペットが印象的な#4「クリアリング」、メルドー作曲で軽快な#7「ブルースヘッド」等、バラエティ豊かな収録内容となっている。(新譜案内より)

Studios La Buissonne,Pernes-les-Fontaines
Engineers : Gerard de Haro,Nicolas Ballard
Cover photo : Woong Chul An
Liner photos : Juan Hitters
Design : Sascha Kleis
Produced by Manfred Eicher