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ホーム2018年9月REVIEW豪快剛健に男気みなぎった吟醸ソウル街道を突き進む正統オルガン・ジャズの鑑! CD TONY KOFI AND THE ORGANISATION トニー・コフィ / POINT BLANK
商品詳細
米バークリー音大に学び、ロンドン・シーンで、またアメリカへも頻繁に赴きながら多角的に活躍、英BBCジャズ・アウォードを2度受賞しており、Specific JazzやProperよりのリーダー作群に好評を得てきた黒人(両親はガーナ人)マルチリード奏者:トニー・コフィ(1966年英国ノッティンガムシャー州ノッティンガム生まれ)の、今作は、(その前身からだと)活動歴10年以上になるオルガン・ユニット:ジ・オーガニゼイションと組んだカルテット体制(→この体制に固まったのが2010年)による、自身はバリトンサックスに専念しての気合入りまくりの快編。重厚で図太げな、ドッシリ感みなぎったバリトンが、威勢よくブイブイと武骨に唸り、吠え、嘶いて雄渾なる華を成し、渋い吟醸ソウルを鋭角的に表出するソリッドなギターや、アーシーさと理知的ミステリアスさの間を自在に往来するオルガン、らもそれぞれに確固とした千両役者ぶりで鮮烈な彩りを添えた、ひたすらノリノリにして濃い旨味を十二分に堪能できる会心打内容。ブルージーでハード・バピッシュそしてどこまでもメロディアスな、ソウル・ジャズの王道を突き進む開放感&エンタテイメント性満点のスカッとした活劇的行き方、が逞しくも楽しげに貫かれ、律動力バツグンかつ中々芸の細かいところもある屈強なドラムのダイナミズム攻勢、に頼もしく支えられ、煽られながら、コフィ(bs)以下銘々の、腰を据えて伸びやかに完全燃焼する潔し!のアドリブ奮戦が、タフ&テイスティー・グルーヴィーに清々しいまでの盛り上がり・豊作ぶりを呈して、全く壮快だ。コフィ(bs)の、豪快で勇み肌で質実剛健そうな、ハード・ドライヴ感並びに男気溢れる必殺のワイルド咆哮が、ちょっと昔カタギっぽい泰然自若のタフネスをも感じさせつつ終始一貫して烈々隆々たる、アザやかな映え渡り様を見せていてゴキゲンで、一方、Fernsby(g)の、角張っていながら滑らかな潤い感も備わった味わい豊かなトーンによる、ベンソン〜グリーン系統のブルース色濃いイナセな立ち働きや、Whittaker(org)の、こってりダウン・トゥ・アースであり、同時に、優しくマイルドな哀愁ロマン一杯のメロディストでもある、その朗々たる歌いっぷり、辺りもバッチリ芳醇に魅力を際立たせていて好インパクト。

1. Minor League
2. Bossallegro
3. Theme From Mr Lucky
4. Search For Peace
5. L S Blues
6. Cisco
7. Full House
8. Moontrane
9. Summer In Central Park
10. Ready And Able

Tony Kofi (baritone saxophone)
Simon Fernsby (guitar)
Pete Whittaker (hammond organ)
Pete Carter (drums)

2017年8月10日Specific Sound録音

レーベル:The Last Music Company

在庫有り
見開き紙ジャケット仕様CD


豪快剛健に男気みなぎった吟醸ソウル街道を突き進む正統オルガン・ジャズの鑑! CD TONY KOFI AND THE ORGANISATION トニー・コフィ / POINT BLANK[LMCD 209]

販売価格: 1,800円 (税込)
数量:
商品情報
THE LAST MUSIC COMPANY

BBCジャズ・アワードのウィナーでイギリスを代表するサクソフォニスト、トニー・コフィとジ・オーガニゼイションによるアルバムが完成。モダン・ジャズ、ラテン、ブルース、ファンクをハイエナジーにコンビネイトした『ポイント・ブランク』、リリース。

The Organisationの起源は10年以上も前に遡る。2000年代、南ロンドンのジャズの定番であったギタリストのSimon Fernsby によるManhattan Project のセッションがその源流で、初期の加入者、ドラマーのPete Caterは大学の音楽コースで教師をしていた。その後、オルガニストのPete Whittakerが加入。ショーでの演奏を通し、その力を磨いていった。その後、当アルバムのレコーディングをおこなったグループが誕生したのは2010年のことであった。ニューヨークでOrnette Colemanとのレコーディングを終えたばかりのTony Kofiが最後のピースとして加入したのだ。BBC Jazz Awards、Jack Petchey Foundation Award、Parliamentary Jazz Awards、Black Achievers Award他、数々の賞を獲得するこのイギリスを代表するサックス奏者は、アルトもバリトンもこなし、それが4人の間に親和性を作り出した。イギリスでのジャズ・サーキットで技とスタイルを発展させ、長い時間を共に過ごし、4人の繋がりは強固なものになった。そして、Paul Rileyのレコーディングにより、当『Point Blank』はレコーディングされたのだ。(新譜案内より)