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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)折り目正しくも色彩感豊かで溌剌とした3サックスのアンサンブル&バトル大豊作!爽快!!! CD THURSDAY NIGHT SEXTET (山口 裕之 HIROYUKI YAMAGUCHI) / INNER PERCEPTION インナー・パーセプション
商品詳細
★北川潔にジャズベースを師事、京都産業大学在学中に参加した藤井貞泰のピアノ・トリオで頭角を現し、寺井豊(g)、滝川雅弘(cl)らのサイドでも活躍、関西での活動を経て2003年に東京へ拠点を移し、谷口英治(cl)、村田浩(tp)、加藤泉(g)、石田博(as)、大井貴司(vib)、礒見博(ds)、高瀬龍一(tp)らのグループに参加、現在は東京や横浜のライヴ・シーンで自己バンド:Thursday Night Bandを率いて益々精力的に活躍している、コンポーザー気質のオールラウンドな辣腕ベーシスト:山口裕之(1967年京都生まれ)、の主導する3サックス・フロントのセクステット:Thursday Night Sextetによる初アルバム。作曲&編曲は全て山口による。
★歯切れよくシャキシャキと安定律動的にスイングするリズム陣の驀進!、にノセられながら、分厚くも色彩感豊かで多層的・重層的な3サックス・アンサンブルや、シャープ&モーダルなソプラノ、ファンキーなアルト、スモーキー・デカダンなテナー、スクエアー・バピッシュなピアノ、らソロイスト達の活躍が実に爽快に華を成してゆく、全編を通して極めて清新な昂揚感と豊かな旨味がバッチリ味わえる好演内容。
★徹頭徹尾メロディアス&スインギーでブルース色濃く、また何げにアレンジ面にも多様な趣向の凝らされた、基本はごく明快晴朗な親しみやすいエンタテイメント性一杯のハード・バップ快演、がイキ&イナセに展開され、カラフルで流麗なアンサンブルもひたすら心地よく響き渡る中で、各人の、すがすがしく瑞々しい意気がハジけるような、全き正攻法勝負のアドリブ奮戦が文句なくスカッとした盛り上がり〜豊作ぶりを呈してゴキゲンだ。ませ(ss)の、甲高く尖ったトーンで敏捷に囀り舞うが如き、熱気を孕んだスピリチュアルで勇猛なアクション攻勢や、吉野(as)の、粋な吟醸ソウルを満載した溌剌たるアーシー・ブロウ、かみむら(ts)の、渋味こってりでけだるくダークに憂愁を映す燻し銀的リラクゼーション表現、紅野(p)の、背筋を伸ばして中々折り目正しく作法に適った硬質な、「型」っぽい立ち居振る舞いにほぼ終始する抑え役ぶりなど、色とりどりで味わい芳醇な個人プレーの充実した名場面が目白押し。

1. Cobb's Mood
2. Inner Perception
3. Sweet And Sour
4. Synchronicity
5. Awakening
6. Another Point Of View
7. At That Time
8. Blues For T
9. Once In A Blue Moon

山口 裕之 Hiroyuki Yamaguchi (leader, bass, compose, arrangement, produce)
ませ ひろこ Hiroko Mase (soprano saxophone)
吉野 ミユキ Miyuki Yoshino (alto saxophone)
かみむら 泰一 Taichi Kamimura (tenor saxophone)
紅野 智彦 Toshihiko Kono (piano)
公手 徹太郎 Tetsutaro Kude (drums)

2018年1月22,23日Studio Dede(東京)録音
解説:三木 俊雄、望月 保孝

レーベル:What's New

在庫有り
国内制作CD

折り目正しくも色彩感豊かで溌剌とした3サックスのアンサンブル&バトル大豊作!爽快!!! CD THURSDAY NIGHT SEXTET (山口 裕之 HIROYUKI YAMAGUCHI) / INNER PERCEPTION インナー・パーセプション[GWNJ 2017]

販売価格: 2,850円(税込)
数量:
商品情報
WHAT'S NEW

ベーシスト山口裕之率いる、3人のサックス奏者を起用したセクステット、待望のファースト・アルバム。3管の分厚いサウンドが心地よい!
★東京都阿佐ヶ谷の老舗ジャズクラブ“Manhattan”で毎週木曜日に行われているジャムセッションのセッションリーダー全員で結成されたバンドで一部メンバーの変更はあるものの3年程の活動期間がある。全てのレパートリーの作曲、編曲はベーシストでありリーダーの山口裕之が行っている。
★山口の創り出す曲はビリー・ストレイホーン、ウェイン・ショーター、ベニー・ゴルソン、ハービー・ハンコック、チャールス・ミンガス等の歴史的なジャズの作編曲家からの影響の他、映画音楽やイージーリスニングからの影響もありハードバップやコンテンポラリー・ジャズといった枠に当てはまらない創造性豊かな響きと印象的なメロディーを持っている。
★そして更にそれらの曲を独自の解釈でインプロヴァイズするフロントには、コンテンポラリーな響きと驚異的なテクニックを持つ“ませひろこ(SS)”、女性ハードバップアルトサックス奏者のさきがけ的存在で男性的な歌い口の“吉野ミユキ(AS)”、独自の語法を持ちフリー・ジャズ、インプロの大家でもある“かみむら泰一(TS)”といった超個性的な面々を有しており同じ曲の中でも様々な展開を創り出している。
★また、リズムセクションには山口のベースの他、ビーバップを基調としながらも繊細で抑制の効いた音使いの“紅野智彦(P)”歌心でバンドを一つにまとめ次々と場面展開を誘う“公手徹太郎(Dr)”が在籍し、山口の作編曲、フロント、リズムセクションが相まって「まさに現在、今のジャズである!!」