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ホーム2017年4月 REVIEWCD 今井 和雄 KAZUO IMAI / the seasons ill
商品詳細
★今井和雄(1955年生まれ)は高柳昌行と小杉武久に師事し、1970年代から国内外で活動するギター奏者。即興音楽を中心に、フリージャズ、現代音楽、ノイズに至る多様な演奏をおこなっている。今井はエレクトリック・ギターを使ったソロによる大音量即興演奏を不定期ながら続けていて、本作には、その決定的名演とも言える2016年4月と9月のライヴ演奏2曲(どちらも25分を超える)を収録。めくるめく多層な音の渦が激流となって押し寄せる、まさに圧巻の演奏。しかも、単なる爆音の垂れ流しにはならず、25分超の演奏の中に変化とメリハリを利かせた構成力は、今井の即興演奏家としての素晴らしさをも如実に示している。(メーカー・インフォ)

★2012年7月11日、新宿ピットインでの今井和雄のエレキギターによる大音量の演奏を初めて聴いて以来 (その時の共演者は井野信義、藤川義明)、今井による大音量のエレキギターの演奏を収めたCDがあればと、ずっと思っていた (一応13分という短い収録時間ではあるが、今井がPSFからリリースした1stソロアルバム『How Will We Change?』の7曲目に、エレキギターによる大音量のソロが収録されている。またソロではないが、Incapacitants のボックスセット『アルケミー箱愚か Alchemy Box Is Stupid』のボーナスCD「Kazuo Imai & Incapacitants」においても、今井のエレキギターの大音量による演奏を聴くことができる) 。そもそも、今井の大音量のエレキギターのコンサート自体も貴重であった。
★本作のリリースは、即興演奏史において歴史的な出来事である。ノンイディオマティック・インプロヴィゼーションなるものが登場して50年近く経つというのに、まだこれほど斬新さを感じさせる即興演奏による音楽があるとは。デレク・ベイリーの演奏とも異なるし (音量云々抜きにしても、今井自身が言っていたようにデレクがよく聴いたウェーベルンをまた研究し、デレクとは違うベクトルによる、デレクがやっていなかったフィールドでのギターの即興演奏の試みになっている)、今井のギターの師であった高柳昌行とも、大音量による演奏という共通点はあれど、また異なる。師のさらに先を行ってしまった感さえある。左手の運指、右手のピッキング・ストローク、その他小道具による特殊奏法など、ライヴで視覚的に見ても、いよいよ真に独創的だと思える (ライヴDVDなど、映像作品もほしいところ) 。(ライナーノート抜粋)

1 Delay 160925 (26:28)
2 Delay 160407 (28:29)

今井 和雄 (ELECTRIC GUITAR)

#1 2016年9月25日、東京「Soup」でのライヴ録音
#2 2016年4月7日、東京「Earthdom」でのライヴ録音

録音:松岡真吾
マスタリング:吉田武司
デザイン:今井和雄
プロデュース:今井和雄、松岡真吾
ライナー・ノート:松岡真吾

在庫有り
紙ジャケット仕様CD

CD 今井 和雄 KAZUO IMAI / the seasons ill[hitori 989]

販売価格: 1,540円 (税込)
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