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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > TRUMPET, FLUGELHORN, CORNET真っ向勝負で豪快に哀歓を歌う、ハートウォームでおおらかな王道娯楽的ハード・バップ世界! CD JAY THOMAS, GARY SMULYAN ジェイ・トーマス、 ゲイリー・スマリアン / LOWDOWN HOEDOWN ローダウン・ホーダウン
商品詳細
★トランペット(但し本盤ではフリューゲルホーンをプレイ)とサックス(テナーやアルト)を併用する珍しいタイプのマルチ管楽器奏者:ジェイ・トーマス(1949年ワシントン州シアトル生まれ)と、現代モダン・バリトンサックスの第一人者:ゲイリー・スマリアン(1956年ニューヨーク州ベスペイジ生まれ)、というベテラン名手2人がコンビを組んだクインテットによる一編。まろやかでいてスモーキーな翳りを帯びたフリューゲルや、パンチを利かせて重厚にウネるバリトン、イナセげに驀進するファンキーなピアノ、らが伸びやか&楽しげにハツラツと見せ場を分け合ってゆく、旨味満点の清々しい好演内容。一貫してメロディアス&スインギーに、単純明快エンタメ路線の王道をひた進む、スカッとしたハートウォーミングなハード・バップ大会が展開され、息の合ったカラフル&スマートなアンサンブルにもノリノリで酔わせつつ、各人の気合の入ったソロ敢闘が何とも壮快に盛り上がりを呈して、ゴキゲンな大豊饒世界が創出されている。トーマス(flh,ts,as)の、精悍でピリッとしたストレートアヘッドなハード・バッパー然たるフリューゲル・プレイや、ハード・ドライヴィングに力強く渦を巻くソウルフルなテナー・ブロウなど、硬派にして哀愁漂う威風堂々の語り口が爽やかな冴え渡り様を見せており、一方スマリアン(bs)の、少々荒削りで豪快な、好もしい泥臭さも仄めく大ヴォリュームの咆哮技も、コク味こってりの頼もしい拮抗ぶりでひたすら濃厚に存在感を浮かび上がらせていて、好インパクト。

1. Lowdown Hoedown (Curt Berg / ASCAP publishing company - Sitzmark Music)
2. Melanie (Freddie Redd)
3. Star Eyes (Gene De Paul and Don Raye)
4. Lotus Blossom (Billy Strayhorn)
5. Swing Spring (J.J. Johnson)
6. Ayane (Atsushi Ikeda)
7. Birdlee (Atsushi Ikeda)
8. Elusive (Thad Jones)
9. Hippo Shoes (Jay Thomas)
10. Ah So (Horace Silver)

Jay Thomas ジェイ・トーマス(flh,ts,as)
Gary Smulyan ゲイリー・スマリアン(bs)
John Hansen ジョン・ハンセン(p)
Michael Glynn マイケル・グリン(b)
Adam Kessler アダム・ケスラー(ds)

2015年5月25日ワシントン州シアトルのAvast Studios録音

レーベル:CUG

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

CD


真っ向勝負で豪快に哀歓を歌う、ハートウォームでおおらかな王道娯楽的ハード・バップ世界! CD JAY THOMAS, GARY SMULYAN ジェイ・トーマス、 ゲイリー・スマリアン / LOWDOWN HOEDOWN ローダウン・ホーダウン[CUG 2615]

販売価格: 2,260円(税込)
数量:
商品情報
CUG RECORDS

ジェイ・トーマスとゲイリー・スマリアンという二人のジャズマスターが、
意気投合し録音した『Lowdown Hoedown』リリース!

生まれも、活動してきたシーンも全く異なるにも関わらず、まるで何十年も共に演奏してきたかのような一体感、且つ刺激的でスリリングなプレイを存分に聴かせてくれる。その重厚さはクインテットというより、まるでBig Bandのよう!ちょうどモダンジャズ全盛期に生まれた彼らが、ジャズの伝統を踏襲し、いわゆるビバップ〜ハードバップをベースにしたスタイルでスタンダードやジャズオリジナルを今なお新鮮なサウンドで繰り広げているということは音楽文化的、社会的にも大変意味のあることだと思う。今回、彼らの音をこういった形で記録できた事をとても嬉しく思う。このアルバムからは互いの尊敬の念と溢れる音楽愛、そして『人』に対する想いが聴こえてくる。ストレートアヘッドなジャズの未来を紡いでいるジェイ・トーマスとゲイリー・スマリアン。この偉大な二人の演奏者、そして彼らのコミュニティから本当に多くの事を学んできた私たち。これを後世に伝えるべき責任を感じつつもこのアルバムのリリースを祝い、サウンドに身をまかせたい。 ─CUGジャズオーケストラ、CUGレコーズ主宰 小濱安浩