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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)華々しくも旨味のギッシリ詰まった痛快溌剌バップ・エンタテイメント編!! CD 辛島 文雄 FUMIO KARASHIMA / MY FAVORITE THINGS
商品詳細
★ここ最近もさすが円熟味溢れる会心作を連発しているモダン・ピアノの重鎮:辛島文雄(1948年大分県生まれ)の、今回は2管や3管のコンボを軸に、スペシャル・ゲストとして日野皓正&渡辺香津美も一部に迎えながらの、自身のフェイヴァリット・ナンバー群を奏した一編。
★重厚でいてキレのあるホーン・アンサンブルが凛々しく轟き、鋭敏でキビキビしたトランペットや、ソウルフルにウネり躍るテナー、パーカーの影もチラつくワイルドなアルト、ある時はファンキーまたある時はモーダル・アグレッシヴに溌剌と驀進するピアノ、らが各々抜群のスター性をもって鮮やかに見せ場を繋いでゆく、誠に壮快な豊饒内容。メロディアスでスウィンギンな娯楽活劇調のスカッとしたハード・バップ大会が連続し、チームワークもバッチリなグループ・エクスプレッションの緊密さと、ブローイング・セッション寄りの開放的でおおらかな盛り上がり、とをバランスよく融和させた展開で、実にテイスティー・グルーヴィーに楽しませてくれる。
★辛島(p)の、モード色濃いめの熱く猛々しい疾走ぶりや、イキでイナセなファンキー・スイング節、一転、瞑想感を孕んだ陰影深い哀愁バラード・プレイなど、一貫して肩の力を抜いて伸び伸びと得意技の繰り出しに興じきる風な、快活で楽しげな勇躍の様がとりわけゴキゲンに映え渡っており、一方、ダークで重みのある日野(tp)の硬質的メランコリック咆哮や、端正で潤い豊かな渡辺(g)の詩情溢れるマイルド・ブルージー弾奏、岡崎正典(ts)のコク味こってりの豪快渦巻きブロウ他、サイド陣&ゲスト陣のそれぞれ千両役者然とした奮戦も頼もしく際立っていて、云うことなし。

1. My Favorite Things (Richard Rodgers)
2. Jeannine (Duke Pearson)
3. It Might As Well Be Spring (Richard Rodgers)
4. Gingerbread Boy (James Edward Heath)
5. Black Orpheus (Luiz Bonfá)
6. Subtle Neptune (Bobby Hutcherson)
7. Chan's Song (Herbie Hancock)
8. So Near, So Far (Tony Crombie)
9. New Rag (Fumio Karashima)

辛島 文雄(piano)
岡崎 好朗(trumpet except 5,7)
池田 篤(alto saxophone on 2,3,8,9)
岡崎 正典(tenor saxophone except 5,7)
井上 陽介(bass on 1,4,6)
楠井 五月(bass except 4,5)
高橋 信之介(drums except 5)

special guests:
日野 皓正(trumpet on 5)
渡辺 香津美(guitar on 7,9)

2016年日本作品

レーベル:ピットインミュージック

在庫有り
国内制作デジパック仕様CD

華々しくも旨味のギッシリ詰まった痛快溌剌バップ・エンタテイメント編!! CD 辛島 文雄 FUMIO KARASHIMA / MY FAVORITE THINGS[PILM 0006]

販売価格: 2,570円 (税込)
数量:
商品情報
ピットイン

★敬愛する全てのジャズミュージシャンに感謝を込めて、辛島文雄のジャズワールドがスウィングしている!!

★辛島文雄、『マイ・フェイヴァリット・シングス』を語る

●昨年の夏にがんが発覚して治療生活を続けているんでね、リーダー作を録音するなんてことは頭になかったんだよ。みっともないものは出したくないから。

●ところが自分のトリオで3年間プレイしてくれたドラマー信之介(高橋)が暮れにニューヨークから帰ってきた。久しぶりに会って「そういえば長く一緒にやっていたのに作品が残っていないよね」という話になった。よしそれじゃあやってみるかという気持ちが急激に高まってできたのが、この『マイ・フェイヴァリット・シングス』なんだ。

★この作品の大きな特徴は一言でいうと、自分が若い頃、ジャズに目覚めてからその時代その時代で好きだった曲に絞って演奏したことだろうね。そして編成の中心は管楽器を入れたクインテット、セクステットにしていること。というのも自分のジャズの原点は、なんと言っても高校のときに聴いたクリフォード・ブラウン〜マックス・ローチのクインテットやマイルス・デイヴィス、キャノンボール・アダレイ、ジョン・コルトレーンのセクステットだから。そういう意味でいえば、流行とかセールスとか考慮せずに自分の好きなジャズを思う存分にやらせてもらったということになるんだよね。まあ、今どき珍しいと思うよ、こういう好き勝手なアルバムを出すというのは。ミュージシャンやスタッフ、関わってくれたすべての人に心から感謝ですよ。
★かれこれレコーディングしてから3か月は経つかな。ほとんど毎日のように聴いているけどぜんぜん飽きない。自分の集大成・ベストな作品ができたなと思う。
(ライナーより抜粋/インタビューと構成:田中伊佐資)