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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > VOCAL繊細瀟洒でいて爽やかに背筋の伸びた北欧流クール・リリカル・ヴォーカル絶好調! CD ISABELLA LUNDGREN イザベラ・ラングレン / ISABELLA SINGS THE TREASURES OF HAROLD ARLEN
商品詳細
★躍進続くスウェーデンの人気歌姫:イザベラ・ルンドゥグレンの最新アルバム、=今回は、カール・バッゲ、ペーター・アスプルンドらのコンボと組んでのハロルド・アーレン名曲集。アスプルンドがヴォーカルをとるデュエット曲も2曲。

★爽涼な潤いや透明感と、力強い張りやちょっとドライなさっぱり感、が絶妙に合わさった、トーン高めのクリーンな、そして鮮明な美声による、繊細柔和で丹念なしっとりめのバラードであったり、ダイナミック・スウィンギン&ブルージーな活きのいい躍動節であったりの、中々抑揚に富んだドラマティックな歌唱が、優しくも凛々しく、清やかな感動を齎す好演内容。

★インティメイトでいて、シャープに引き締まったエレガンス〜ドレッシーさをも湛えた、メリハリある歯切れのいい行き方が続き、インスト陣の骨太い熱演もリアル・ジャズ然たるテイスティー・グルーヴィーな魅力を際立たせる中で、彼らに引けを取らず堂々としたイザベラの活躍が、何げにブレのない冴えを、充実ぶりを見せる。

★歌詞とメロディーを大切にしながら、滑脱に緩急もつけてゆく、情感濃やかであり、それでいて、ひんやりクールでハキハキした発声が奏効、独特のしなやかな風合いや、背筋の伸びた毅然さも醸成され続ける、という、センシティヴな中に芯の強さもしっかり垣間見せるようなその歌声は、何ともイキで素敵だ。ハード・バップ色濃いアスプルンド(tp)の敏活プレイや、ある時は耽美的、ある時はファンキー・バピッシュなバッゲ(p)のツボを心得た立ち働き、更には、アスプルンドが歌う爽やかでロマンティックなデュエット・トラック、も大いに聴きもの。

1. ラスト・ナイト・ホエン・ウィ・ワー・ヤング Last Night When We Were Young
2. 恋の魔術師 That Old Black Magic
3. スリーピン・ピー A Sleepin Bee
4. 恋をしましょう Let's Fall In Love (vocal duet with Peter Asplund)
5. イル・ウィンド Ill Wind
6. 降っても晴れても Come Rain Or Come Shine
7. 虹の彼方に Over The Rainbow
8. ストーミー・ウエザー Stormy Weather
9. 生きてる限り As Long As I Live
10. ザ・マン・ザット・ガット・アウェイ The Man That Got Away
11. 想いのまま I've Got The World On A String (vocal duet with Peter Asplund)
12. ワン・フォー・マイ・ベイビー One For My Baby And One More For The Road

イザベラ・ラングレン Isabella Lundgren(vocal)
ペーター・アスプルンド Peter Asplund(trumpet,vocal,produce)
カール・バッゲ Carl Bagge(piano)
ニクラス・ファーンクヴィスト Niklas Fernqvist(bass)
ダニエル・フレデリクソン Daniel Fredriksson(drums)

2015年6月22日-23日 録音

レーベル:Spice Of Life

在庫有り
デジパック仕様CD

国内制作CD

繊細瀟洒でいて爽やかに背筋の伸びた北欧流クール・リリカル・ヴォーカル絶好調! CD ISABELLA LUNDGREN イザベラ・ラングレン / ISABELLA SINGS THE TREASURES OF HAROLD ARLEN[SV 0034]

販売価格: 2,430円(税込)
数量:
商品情報
SPICE OF LIFE

2015年度のスウェーデン・アルバム・オブ・ジ・イヤーを受賞。
人気と実力を不動のものとしたイザベラ・ラングレン
待望の新作はハロルド・アーレン珠玉の名曲集
秋の夜長に欠かせない必携の傑作アルバム。


昨年11月に発売されたイザベラ・ラングレンの"Somehow Life Got In The Way"はスウェーデンの有力ジャズ専門誌オルケスタ・ジヤーナルンで2015年度のアルバム・オブ・ジ・イヤーを獲得、彼女はまさにスウェーデンを代表する若き歌姫へと大きく飛躍した。そのイザベラ・ラングレンが日本のジャズファンのために特別に制作した作品が今回の新作「イザベラ・シングス・ハロルド・アーレン / Isabella sings the treasures of Harold Arlen」である。

イザベラが心から敬愛する作曲家の一人、ハロルド・アーレンの作品の中から彼女が厳選した宝物のような12曲が綴られている。この作品では前作をプロデュースしたスウェーデンを代表するトランペット奏者、ペーター・アスプルンドがプロデューサー、アレンジャー、プレイヤーとして参加。また息の合った伴奏を努めるトリオも前作と同様で現在のレギュラーメンバーである、カール・バッゲ(P)、ニクラス・ファーンクヴィスト(Bass)、ダニエル・フレデリクソン(Drums)である。イザベラが最も信頼を寄せるミュージシャンと共に彼女が歌い上げたハロルド・アーレンの世界がここに完成した。

イザべラはメロディーと歌詞をひたすら大切に歌い上げる歌唱で一躍脚光を浴びた。-句一句心を込めて歌うバラードから、流されずに的確なリズムでスイングするアップテンポまで、ハロルド・アーレンの美しい12メロディーを得て彼女の魅力が一層光り輝く作品となった。またそれぞれの楽曲はクインテット、トリオ、さらにベース、ピアノとのデュオなど、作品の持ち味を生かしながら斬新なアレンジが施され彼女の魅力が100%生かされていてリスナーを飽きさせない。トランペットのトッブプレイヤーであるペーター・アスプルンドはシンガーとしても非常に高い人気を誇っている。その彼とのデュエットが「恋をしましょう」と「想いのまま」の2曲で聴かれ、このアルバムに粋な味わいを加味している。

昨年スイート・ジャズ・トリオの日本公演のゲストシンガーとして初来日し、日本のジャズファンに絶賛を浴び再来日が待望されていたが、このアルバムと同じメンバーで11月に日本ツアーを行う事が決定。彼女の可憐でキュートなステージが今から楽しみである。若くしてスウェーデンのアルバム・オブ・ジ・イヤー・アーティストに輝いたイザベラ・ラングレンからもう眼が離せない。(新譜案内より)

Recorded by Jan Robertsson,22-23 June 2015 Mixed by Pal Svenre
Mastered by Thomas Eberger at Stockholm Mastering