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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)小林陽一通算24枚目の爽快なモダンジャズアルバム CD 小林陽一 & JJM / I Miss You アイ・ミス・ユー
商品詳細
大野俊三をゲストに迎えた、小林陽一通算24枚目の爽快なモダンジャズアルバム

★今年でクインテット結成37周年を迎える私もいよいよ11月に還暦になります。私自身大変驚きです。自分はいつまでも若いと思ってましたし、キングレコード(1985-99)時代は”日本ジャズ維新”といって若手の一人でした。でも最近はその事実を素直に受け止めこれからどうするかを考えております。もしかして第4コーナーを回り始めているかもと思う時さえありますが、80歳で今だに現役の方もいらっしゃる訳で僕なんかまだ第3コーナー位だと自分を奮い立たせています。最近はもう一度ピアノの練習や、作曲の勉強を始めております。私の好きな言葉があります。『どんな人間でもその人なりの可能性を追求する権利を持っている。』我々はあまりに若くして昨年この世を去ってしまった2人のベーシストと、同じく昨年亡くなった私の兄(12歳上の長男)等のためにもがんばり続けなければいけないと思います。(新譜案内より)

1. Don't Drink The Water (Donald Harrison)
過去に在籍していた岡崎好朗(tp)が提供してくれた曲で(作曲D.ハリソン)彼がいた頃よく演奏していました。セカンドライン(ニューオリンズのマーチングリズム)から始まりラテン〜スイングと変化して行く躍動感が絶妙にスイングしていてノリノリで気持ちいい。マクリーンばりも原川氏のファンキーさが好演。
2. Travelers in the Wagon (Jun Miyakawa)
宮川氏のオリジナル。録音の2週間位前のツアー中に書いてくれた名作。ピアノソロの後半に出てくる2管のバックグラウンドハーモニーも曲の一環と書いてくれた。いつも1台のワゴン車でツアーする事を描いている。
3. Antigua (Roland Pronce)
ローランド・プリンスの曲でエルビン・ジョーンズ・バンドで70年代に大ブームになった曲で、彼らはカリプソで演奏している。1991年私のCD「Good Fellas 2」でも録音している。今回は私が好きなサンバにアレンジしました。ここでは宮川氏の歯切れのいいプレイが光っている。
4. I Miss You (Yoichi Kobayashi)
私が作曲レッスン中に先生のアドバイスを得ながら書いた初めてのバラード曲。我ながら綺麗なメロディーかも。原川氏のメロディーを大事に唄う所は他の若手ホーンプレイヤーに聴かせたい。谷殿氏のフリューゲルのソロもすばらしい。
5. Convection (Akira Tanidono)
谷殿氏のオリジナル。上昇気流という意味。最初早めのテンポからその3拍フレーズを1拍とした遅いテンポに代わり、また元のテンポに戻るという演奏するには結構難しい曲。しかしエネルギーが一杯漂って格好いい曲である。ここでは特に宮川氏のすばらしいリズムに脱帽。一番の若手なのに凄い才能を持っているピアニストである。
6. Marugame Blues (Yoichi Kobayashi)
昨年の西日本ツアー中、四国の丸亀市に行った際その日の昼に天からおりてきたメロディーをジャズロック風に書きました。私の曲です。簡単で覚えやすいが妙に後を引くメロディー。俊三さんがテンション高いソロを快演している。
7. Firefly (Shunzo Ohno)
俊三さんのオリジナルで映画の「ほたるの星」の挿入歌になった名曲。楽曲としてもすばらしいが俊三さんの演奏がジャズの領域を超え聴く度に感動の渦に入れ込める。難しいと言われているジャズベースで弓に挑戦している金森氏にも座布団一枚あげたい。
8. CTA (Jimmy Heath)
ジミー・ヒースの曲でバップらしいメロディー。私のバンドのエンディングテーマ曲として35年間演奏し続けている。俊三さんのミュートが変化を醸し出している。
9. Mood Indigo (Duke Ellington)
エリントンの代表作。こんな名曲はずうっと後世に伝えていかなくてはいけないと思う。谷殿氏、原川氏の絶妙のハーモニーは超一級品である。これこそクインテットの醍醐味バンドサウンドである。いつもでも心に残るすばらしい演奏だと思う。

↑新譜インフォより

小林陽一(ds),
谷殿明良(tp:1,2,5,9 & flh:4),
原川誠司(as),
宮川純(p),
金森もとい(b)
スペシャルゲスト:大野俊三(tp:3,6,7,8)
2012年11月27日録音。

■スペシャルゲスト/大野俊三(tp)
74年にアート・ブレイキーの誘いでNYに渡って以来38年間メジャーシーンで活躍。不撓不屈の挑戦により何度かの困難にも負けず常にすばらしいアルバムを出し続けている。2度のクラミー賞を獲得している。
大野さんには私が80-90年代にNY滞在中大変お世話になりました。セッションに参加していただいたり、小さい仕事をやっていただいたり、食事に招待していただいたりしました。最近俊三さんが震災のチャリティー等を積極的にやっている事を知りました。その多忙なスケジュールの中なのにレコーディングを打診したら快く受けていただきました。私にとってのヒーローである俊三さんに今回参加していただけた事を深く感謝いたします。(解説:小林陽一氏)

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紙ジャケット仕様CD

小林陽一通算24枚目の爽快なモダンジャズアルバム CD 小林陽一 & JJM / I Miss You アイ・ミス・ユー[MKY 0005]

販売価格: 2,380円(税込)
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