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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > PIANOバップ、ファンク、電脳、フリー、尺八が錯綜する濃密な万華鏡世界CD TAEKO KUNISHIMA タエコ・クニシマ / LATE AUTUMN
商品詳細
★33Jazzよりの作品群にカルトな人気を集めてきた、英国で活躍するコンポーザー肌のユニークな女性ピアニスト:タエコ・クニシマ(国島妙子)(静岡生まれ)の、今回は、トランペットや尺八(持ち替えでフルートも)、パーカッションらの出入りする変動的スモール・コンボを率いての、自作曲中心の一編。
★キレ味鋭く角張ったクリアーネスを呈する、重心もしっかりした骨太かつ端正な力強いタッチによる、ヘビー・ストロングな硬質ダイナミズムと、ブルース由来の芳醇な旨味、を兼ね備えたリズム感抜群の機動的プレイ、が毅然げに映えつつ、スタイル面ならびに音響カラーリング面でのバラエティーに富んだ、スリル満点の劇的昂揚世界が濃密に、シャープに描破されてゆく敢闘内容。
★概ね、先ずはトランペットを花形ソロイストに立て、尺八吹鳴をオリエンタル・エキゾ効果っぽい彩りに活用、更に、トリッキーな電脳的音響エフェクト(ピアノやトランペットの音を極端に変形・増幅したりなど)を随所に仕掛けて意表を衝いてくる、といったような趣向の、演奏スタイルそのものはわりかしストレートアヘッドなハードボイルドめの熱演が連続。正攻法のハード・バップ路線や、ファンク・グルーヴ調、フリー・ジャズ・タイプの荒々しい即興激突セッション風、など、聴く者を煙に巻くような万華鏡っぽい刻々流転の道程の中で、Corby(tp)やBell(fl)の、腰の据わった硬派スピリチュアル系ニュー・ジャズ体質のドライ&ビターな強壮インプロ攻勢!、がとりわけ突出した濃い口のインパクトを放っている他、クニシマの、正統的なモーダル・バップ・スタイルからクラブ系っぽいアーシー・グルーヴ調、現代音楽寄りにピリ辛フリー派アクションまで、次々とオールラウンドにキャラを転じる変幻忍者ぶり、も結構凛々しく際立っている。

1. To The Hebrides
2. Return To Life
3. The Waves
4. Kimie
5. Spring Rain
6. Rain Sketch
7. Dusk
8. Promise
9. Late Autumn

Taeko Kunishima(p)
Sean Corby(tp,flh)
Clive Bell(shakuhachi,fl)
Paul Moylan(b)
Maxwell Hallett(ds)
David Ross(cajon,per)
Rio Roberts(vo)

2011年5月 英国ロンドンの33 Jazz Studio録音

レーベル:33 Jazz

Taeko Kunishimaのサイトへ

在庫有り
書き下ろし日本語解説付き

国内版仕様輸入盤CD

バップ、ファンク、電脳、フリー、尺八が錯綜する濃密な万華鏡世界CD TAEKO KUNISHIMA タエコ・クニシマ / LATE AUTUMN[33 JAZZ 225]

販売価格: 2,000円(税込)
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